太川陽介が所有するギターがとんでもなく価値のあるものであることがわかり、太川自身も驚愕する事態が起きた。
太川は自身のYouTubeチャンネルで、ギターを購入した様子を公開。所有しているギターのネックが反ってしまったため、新たなギターを買いたいというのである。そのギターを持って銀座のヤマハを訪れ、店員に見せると、驚きの声が上がった。
店員によると、太川のギターはハカランダという、ローズウッドの中でも最高級のブラジリアンローズウッドを使用しているとか。ハカランダはワシントン条約で取り引きが禁止されているため、今からギターに使うのは難しいというのである。そのギターを弾いた店員は思わずうっとり。
「すごいですね。ギターとしてのクオリティーが。深みがある」
45年が経過して水分が抜けたことで、音のヴィンテージ感が増したのである。驚くのは現在の価値だ。状態が良ければ、200万円になるという。そんな高額のギターだが、
「45年前ぐらいに僕が『レッツゴーヤング』に出た時…高校生の時に3万円ぐらいで買ったギターで歌った。そしたらモーリス(ギターメーカー)の人がそれを見ていて、うちのを使ってくれているからプレゼントします、ということでもらったギター」
なんと、もらいものだったのだ。そんなに高価なギターなのにほったらかしで、もう10年以上も触っていないという。まさに豚に真珠。やはり太川にはギターよりも、路線バスのほうがよく似合うようだ。
(鈴木誠)