スポーツ
Posted on 2022年12月08日 09:58

阪神・藤浪晋太郎の「MLBポスティング交渉」に「先発では厳しい」激辛評価

2022年12月08日 09:58

「19番」は、アンタッチャブル?

 阪神・青柳晃洋の背番号が「50」から「17」に変更されることになった。「17」をつけていた岩貞祐太が「14」をつけることになり、それにともなって青柳も“昇格”した。しかし、「17」以外にも良い番号は空いている。いや、空く予定だが、それを継承する投手の話は一切出ていないのだ。

 去る12月2日、12球団の来季契約保留選手名簿が公表された。阪神59選手のなかに、藤浪晋太郎が含まれていた。藤浪は前日12月1日にポスティングシステムの申請手続きを終えているのに、だ。

「規定では、米球界との交渉期限は45日間。メジャーリーグ球団との契約がまとまらないうちは旧在籍チームに対象選手の保有権があります」(スポーツ紙記者)

 要するに、MLBとの移籍交渉に失敗した場合、「阪神帰還」が保障されているわけだ。そんな藤浪に対する米球界側の評価だが、代理人、藤浪自身の両方と隔たりがあるようだ。

「代理人を務めるスコット・ボラス氏は『先発』として活躍できるとし、売り込みをかけています」(前出・スポーツ紙記者)

 しかし、米CBSスポーツ社が〈9回換算で4四球以上を出す数値が高い〉と伝えたように、「先発投手としてやっていくのには厳しい」と指摘していた。

「MLB各球団も制球難を気にしています」(在米ジャーナリスト)

 ここから先の考え方が、MLB各球団、代理人、藤浪の3者で違ってくるのだ。

 先発投手として契約を勝ち取ることが百点満点だとする。ボラス氏はゼネラルマネージャー会議(11月9日/現地時間)で「球速があって、スプリットを投げられる先発投手は少ない」と述べたように、藤浪への低評価を覆すつもり。ボラス氏が一歩も譲らなければ、交渉の長期化は必至だ。

「マイナー契約、スプリングキャンプでの招待選手」という“お試し期間”を挟む折衷案も予想されています」(前出・在米ジャーナリスト)

 先のCBSスポーツ社はリリーフとしての入団も予想していた。ボラス氏は、リリーフでもメジャー契約ならば話を聞くテイだが、藤浪は先発であれば、マイナーからのスタートでもいいと思っているそうだ。とはいえ、メジャー関係者が言うには、

「ボラス氏は専属通訳もつかないマイナーの環境を心配しています」

 交渉を重ね、代理人、藤浪が考え方を変える可能性もあるが、45日間で空中分解してしまうかもしれない。「トラの19番」は、来季も藤浪のままとなるのだろうか。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月12日 14:30

    巨人がセ・パ交流戦15試合消化時点で9勝4敗2分と、白星を積み重ねている。パ・リーグ球団がセ・リーグ勢を圧倒する交流戦で、巨人はセで唯一、大きく勝ち越している。阿部慎之助前監督から引き継いだ橋上秀樹監督代行の、調子がいい選手をとにかく使うス...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月16日 11:00

    まさにハチの巣をつついたような騒ぎになっている。昨年までロッテ監督だった吉井理人氏が、楽天の新監督に就任することが決まったからだ。混迷を極める楽天らしい、シーズン途中という異例のタイミングである。そんな中、楽天は6月17日の午前中に仙台市内...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月19日 07:00

    阿部慎之助前監督が去った巨人は、橋上秀樹代行体制で臨んだセ・パ交流戦に、セ・リーグ球団で唯一、勝ち越した。6月19日からはリーグ戦の再開となるが、ここに元巨人1軍打撃チーフコーチが爆弾を投下した。野球解説者・愛甲猛氏のYouTubeチャンネ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク