芸能
Posted on 2022年12月29日 17:59

引退から芸能界復帰!勇直子は「女・吉川晃司」だった/「昭和歌謡」大ブーム…この超伝説アイドルを聴け!

2022年12月29日 17:59

 TikTokなどの影響で、令和の今、巷では「昭和歌謡ブーム」が巻き起こっている。

 都内の大手レコード店の特設コーナーは連日、若者たちで大賑わい。さらには、ブームに触発された中高年の「昭和歌謡ファン」のハートにも火が付き、「昭和の時代に録音したあの曲を、なんとかカセットで」との要望に応えた家電大手量販店が、ラジカセの販売をスタートする。この動きは口コミで広がり、地方からの客も急増しているというから、驚くばかりだ。

 昭和歌謡で群を抜く人気なのが「70~80年代アイドルもの」だ。

 というわけで、まずは秋元康氏「イチオシ」だった勇直子にスポットを当ててみた。

 彼女は埼玉県浦和市生まれ。小中時代を大阪や広島などで過ごし、85年、神奈川県内の高校に在学中、バレエレッスン帰りに原宿駅でスカウトされた。翌86年、ドラマ「夏・体験物語2」(TBS系)で女優として、さらにはシングル「センターラインが終わるとき」(秋元康・作詞、松尾一彦・作曲)で歌手デビューした。

 子供時代は「トロちゃん」とのニックネーム。本人もインタビューで「のんびり屋でトロかった」と語っているが、オフコースの大間ジローのプロデュースによるデビュー曲では、本田美奈子を彷彿させる振り付けを披露。が、今ひとつビートに乗り切れず、そのぎこちなさ、健気さ、切なさが、かえってファンの心をくすぐる、絶妙なサジ加減だったように思う。

 勇はその後、5枚のシングルと2枚のアルバムを発売。聞くところによれば、レコード会社は彼女を「女・吉川晃司」として売り出すつもりだったそうで、87年発売の「BOOM BOOM BOOM」(ポール・レカキスのカバー)あたりには、確かにその片鱗が。

 とはいえ、歌唱力が追い付かなかったのか、やはりどこかボタンを掛け違えたような、もうひとつしっくりこない居心地の悪さは否めなかった。

 勇は90年に入って、芸能界を引退。その後、JUN SKY WALKER(S)のボーカル・宮田和弥と結婚し、出産を経て02年、芸能界に復帰。現在も女優やCMタレントとして活躍中である。

 ただ、所属事務所ウェブサイトの「最新情報」欄にはCM出演として〈JA共済「三谷家シリーズ」(2013年~2016年)〉の記述があるのみ。プロフィールには、アイドル歌手時代の記述は一切書かれていない。あれは封印したい過去なのか…。

 ぜひもう一度、彼女の活躍を見てみたい。

(大石玲太)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク