政治

ノストラダムスが予言していた「チャールズ国王はすぐに退位を余儀なくされる」

 現地時間の5月6日、イギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で、チャールズ国王の戴冠式が執り行われた。今回の式典は1953年6月のエリザベス女王以来、実に70年ぶりとなる儀式で、日本からも秋篠宮ご夫妻が出席。新国王は戴冠式後、妻のカミラ王妃とともに金色の馬車に乗って祝賀パレードを行い、市民の歓声に応えた。

 エリザベス女王が北部スコットランドにある静養先で96歳の生涯を閉じたのは、昨年9月8日。実は今、「女王の死去と、チャールズ国王が歩むであろう未来をノストラダムスが予言していた」とする著書が今、イギリスで売れているという。

「Nostradamus: The Complete Prophecies for the Future」(ノストラダムス未来予言の全貌)というこの著書は2005年に出版されたものだ。著者はイギリスにおけるノストラダムス研究の第一人者として知られる、マリオ・レディングという人物だが、

「周知のように、ノストラダムスはルネサンス期に実在したフランス出身の医師・占星術師です。この著書によれば、1555年に彼が書いた『予言集』には『女王は22年頃、母親の余命より5年短い96歳あたりで死去するであろう』と解釈できる一節があり、女王の母・エリザベス皇太后が2002年に101歳で死去していることから、ノストラダムスは、450年前にすでに女王が死去する時期を予言していたのだと。『予言集』は四行連詩で表現も抽象的なため、さまざまな解釈ができるとされますが、詩集にはチャールズ国王を思わせるような、気になる記述もある。それがSNSで話題になり、この解釈本の売り上げに火がついたようです」(超常現象に詳しいライター)

 著書には「チャールズ皇太子は2022年、74歳で王位に就く。しかしイギリスの一定数が、前妃と離婚したことについて恨み続けている」とある。さらに「チャールズ国王は退位を余儀なくされ、王になることを予期していなかった意外な男が王位に就く」と記されている。つまり、ノストラダムスの予言通りならば、チャールズ国王の治世は短く、退位した後、兄であるウィリアム皇太子の代わりに、ハリー王子が新国王になる可能性が高いというのだが…。

 戴冠式をめぐり、国内各地では反王室デモが起こるなど、厳しい船出となったチャールズ国王だが、はたして予言の行方やいかに。

(ジョン・ドゥ)

カテゴリー: 政治   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
中日の大飛球「一塁側カメラでポールの内側通過」でも塁審は「ファウル」里崎智也が指摘した「致命的欠陥」
2
「令和の大横綱」を目指す大の里に立ちはだかる「付け人経験不足」と「大卒問題」
3
中居正広「性暴力騒動」にとんでもない情報が!被害女子アナの黒幕は「交際アーティスト」だって!?
4
元埼玉県警特殊部隊員が明かす「日本で9歳以下の行方不明者は年間1000人」戦慄の手口
5
 鹿島アントラーズ「異常な紅白戦」でブラジルの貴公子「鬼ギレ事件」