スポーツ
Posted on 2023年05月22日 17:58

追悼!宮本慎也が打撃王・中西太から教わった「セーフティーバントは足でやれ」という神ワザ

2023年05月22日 17:58

「ミスタープロ野球」長嶋茂雄がまだ出現する前、ブンブンと振り回す、そのあまりに豪快な打撃に、ファンは度肝を抜かれたことだろう。「怪童」と呼ばれた元西鉄ライオンズの中西太氏である。5月11日、心不全のため世を去った。90歳だった。

 本塁打王5回、打点王3回を獲得したスラッガーにして、首位打者のタイトルも2度獲得。その中西氏がいなければ「引退が早まっていたに違いない」と振り返ったのは、通算2133安打の野球解説者、宮本慎也氏だった。

「卓越した安打量産技術もさることながら、特筆すべきは犠打数です。シーズン最多犠打を5回記録しており、01年の67犠打は、通算533本の世界犠打記録を持つ川相昌弘(現・巨人1軍総合コーチ)の66犠打(91年)を上回るものです」(スポーツ紙デスク)

 94年ドラフト2位でヤクルト入りした宮本氏が中西氏と出会ったのは、99年。キャンプで臨時コーチを務めた中西氏からアドバイスを受け、守備の選手からバッティングでも魅せる選手に成長した。2000年には、自身初となる打率3割をマークしている。と同時に、中西氏にはバント指導も受けたのだという。5月19日にYouTubeチャンネル〈野球いっかん〉で明かしたところによれば、

「セーフティーバントって、みんなギリギリでポンってやろうとするけど、違うんだと。(早々に)バットをサード側に向けると、反応のいいピッチャーほどそっち方向にマウンドを降りていくから、逆側に空間ができる。だから、そこに押せって。手で細工するな、足で押すんだぞ、って」

 名将・野村克也監督に恩義を感じつつも、ことバッティングに関しては中西氏に教わったと感謝する宮本氏。中西氏は偉大な選手を生み出していたのである。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク