スポーツ

井上尚弥が亀田和毅との対戦など眼中にないのは「強いヤツとやらせてほしい」から

 元プロボクシング世界王者・渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のYouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル〉に、大橋ボクシングジム会長の大橋秀行氏が出演した。

 7月25日、WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(アメリカ)と対戦する同級1位の井上尚弥は、大橋会長の愛弟子だ。勝てば4階級制覇、2団体の王者となる。

 片やWBA世界スーパーバンタム級1位の亀田和毅がWBA、IBF統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と対戦して勝利すれば、亀田も2団体の同級王者となる。

「タラ、レバ」の話にはなるが、4団体の統一戦として「井上VS亀田」の可能性はあるのか。畑山氏が尋ねると、大橋会長の答えは、

「井上に聞いたの。まぁ、フルトンのことしか考えてないって。で、本人がやりたいのはネリ、カシメロ。そっちに興味がある」

 ルイス・ネリ(メキシコ)は、元WBC世界バンタム級&元WBC世界スーパーバンタム級王者。2018年3月1日、山中慎介との世界戦では、体重超過で王座剥奪。2回TKOで山中が敗戦、引退という経緯から、日本では悪童のイメージが強い。

 ジョンリール・カシメロ(フィリピン)は、元IBF世界ライトフライ級&元IBF世界フライ級&元WBO世界バンタム級王者であり、世界3階級を制覇している。

 2階級で4団体を統一した世界王者は、これまでに存在しない。井上はバンタム級で既に4団体を統一しており、スーパーバンタム級でも…となれば、初の快挙となる。

 これに畑山氏が言及すると、大橋会長は言葉を詰まらせる。その理由は、井上が大橋会長と交わした約束にあるようだ。

「強いヤツとやらせてくれって」

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
5
前田日明「しくじり先生」で語らなかった「最大のしくじり」南アフリカ先住民事件