芸能

タモリ長寿番組「打ち切り危機」を救う鈴木保奈美の「世にも奇妙な因縁」

 タモリの長寿番組がまたひとつ、消えるというのか。

 打ち切り説が出ては消える「世にも奇妙な物語」(フジテレビ系)の「’23 夏の特別編」が、6月17日午後9時に放映予定だ。テレビ制作関係者が明かす。

「今春『タモリ倶楽部』が終了し、レギュラー番組は『ブラタモリ』と『ミュージックステーション』『世にも奇妙な物語』の3本になった。『世にも──』は年2回の収録ですから、今年8月に78歳になるタモリの体力や生活に支障はありません。なぜ不名誉な打ち切り説が出るかというと、1991年3月21日に最高視聴率25.7%を記録し、平均20%台が当たり前だったのが、2年前からは10%を切ったから。しかも下落が止まらない。2022年11月12日の前回『’22 秋の特別編』は6.9%でした。さすがに5%を切ろうものなら、番組存続の危険水域へと突入します」

 これ以上、視聴率が下がらないよう、食い止め役として主演を託されたのは、この番組で初主演の池田エライザと中川大志。そして27年ぶりに戻ってきた鈴木保奈美だ。

「1991年、ドラマ平均視聴率の年間トップ3を、フジテレビの『101回目のプロポーズ』『東京ラブストーリー』『世にも奇妙な物語』が占めました。今の20代はテレビをほとんど見ないので、若い視聴者に訴えかけるより、トップ3のドラマを食い入るように見ていたアラフィフを取り込む方が賢明だと考えたのでしょう」

 その上で、鈴木の起用には伏線があったと、前出のテレビ制作関係者は言うのだ。

「フジテレビと功労者のタモリには、2014年の『笑っていいとも!』打ち切り後、距離ができてしまいました。視聴率低迷を理由に打ち切りを決めたのは当時の亀山千広社長でしたが、それ以降、フジテレビの昼の番組は9年間も迷走を続け、長寿番組を切るという改革はハッキリ言って、失敗に終わった。その立て直しを図っているのは、亀山さんと社内でライバル関係にあった大多亮専務取締役。『東京ラブストーリー』放送時、鈴木とのドラマを超えた恋愛が話題になった人物です」

 タモリの長寿番組を、一周回って鈴木が救うとは「世にも奇妙な因縁」ではないか。

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