社会

マッチングアプリのウマイ話に乗ったら「あわや警察沙汰」という恐怖のパパ活体験

 マッチングアプリは今や、出会いのひつとして欠かせないツールである。ところが一歩間違えれば、犯罪に巻き込まれかねない危険性を孕んでいる。関東に住む40代の男性が語る、恐怖の体験談を聞こう。

「少し前からマッチングアプリを使って、何人かの女の子と会ってきたんです。中には業者やサクラのような子も多く、十分に気を付けていたつもりでした。僕が使っているアプリは、自分の居場所の近くにいる相手を検索できる機能があり、その日はすぐ近くに住んでいる外国人の女の子とマッチングしたんです」

 男性がマッチングアプリを使う目的は、主にパパ活。アプリで知り合った女の子と食事やお茶に行き、タクシー代として1、2万円ほど渡すのだという。

「その日も女の子との話がトントン進み、すぐに『自宅に来て下さい』とメッセージが送られてきました。彼女が指定してきたのはなんと、ウチの数軒先のマンション。家に呼ばれるということは『オトナ』ありなのかな…なんて考えつつ、彼女の家に向かいました」

「オトナ」とは、パパ活で言う肉体関係交渉アリということだ。しかし、その女性のマンションに着いた男性は、なんとも言えない違和感を覚えたという。

「マンションの前に、特に何をするわけでもないけれど、私服の男女が2人立っていたんです。なんか妙だなと思い、マンションのロビーに入ると、エレベーターの前に『売春行為禁止』『部外者以外立ち入り禁止』という貼り紙があったんです。しかも『許可なくマンションに立ち入った場合は通報します』とまで書いてあり、慌てて出てきました」

 女性は売春婦で、立っていたのはおそらく私服警察官だったのだろう、と男性は回想する。そう思った理由には、男性は以前、引っ越し先の物件選びの際にそのマンションの内見をしたことがあり、管理人がいないことを知っていたからだ。

 6月16日、東京・池袋のマンションで性サービス店を営業したとして、中国籍の店長の男ら8人が逮捕された。店は中国人客を対象に営業し、ウェブサイトなどを通じて問い合わせた客を、LINEなどでマンションの一室にある「営業場所」へ誘導していた。

 このような法律違反店に客が居合わせた場合、任意同行を求められる場合もある。マッチングアプリのオイシイ話には、くれぐれも気を付けたい。

(カワノアユミ)

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