スポーツ

「何も送ってないやろ!」二度目の「暴言事件」で一触即発! DeNA×ヤクルトの「ますます深まる遺恨」

 またまた「事件」が起きてしまった。

 それは7月5日のヤクルト×DeNA戦、延長10回。DeNAのエスコバー投手が登板し、ヤクルトは2アウトながら1、2塁の勝ち越しのチャンスを迎えた。エスコバーは中村悠平をライトフライに打ち取って3アウト。

 ここでエスコバーが、ヤクルト・河田雄祐外野守備走塁コーチが発した言葉に不快な表情になり、何かを言い返したのだ。すると森岡良介内野守備走塁コーチまで飛び出しし、一気に不穏な空気に包まれたのである。まさに一触即発の場面が訪れた。いったい何があったというのか。球団関係者が明かすには、

「河田コーチがサインを送ったと感じたエスコバーが、文句を言い出したのです。それに対し『何も送ってないやろ!』と怒号が飛んだ。森岡コーチが登場したのは、ヤジ将軍である上に短気な性格で、ヤクルトにおいて鉄砲玉のポジションにあるからです」

 なにしろ昨年のこのカードでも、同じようなことはあっただけに「またあの再来か」とざわめきたったのだが、

「その試合でも森岡コーチが暴言を吐いたことで、DeNAの大和が『黙れ!』と大激怒するなど、因縁の対戦なのです」(前出・球団関係者)

 エスコバーの興奮を抑えようと、直後には三浦大輔監督がわざわざエスコバーに話しかける姿もあったが、遺恨はますます深まったといえよう。3度目の「乱闘」はあるのか──。

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