エンタメ

深夜視聴率2.6%の怪演で囁かれるゲス声優・櫻井孝宏「鬼滅の刃」続投の現実味

「少年ジャンプ」で連載中の「呪術廻戦」アニメ版2期の視聴率が好調だ。関東・関西地方では深夜0時前後の放送時間にもかかわらず、世帯視聴率は初回2.6%。日曜23時台に放映されていた「鬼滅の刃 刀鍛冶の里」の7%台には及ばないものの、ネット配信数では「鬼滅の刃」と「推しの子」に続く年間3位にランクするものとみられている。

 8月31日からの2期後半パートでは、ハロウィン当日を迎えて盛り上がる2018年10月31日の渋谷の街を、人々の心に澱のように溜まった呪いが具現化された呪霊たちが襲う攻防が描かれる。

 猛暑の今でこそ考えられないが、9月になれば街ではハロウィンの飾り付けが始まる。リアルな季節の移り変わりとアニメの季節感が同時進行する、粋な演出だ。

 そこで注目されたのが、渋谷の街を襲撃する最悪の呪詛師、夏油傑役のキャスティングだった。

 0期劇場版、1期アニメでは人気声優の櫻井孝宏が演じていたが、2期の放送発表後に「週刊文春」で、櫻井が既婚であることを隠して2人の女性と交際していたことが報じられた。

 同じ集英社の「ジャンプ」ブランドでも、櫻井の処遇は分かれている。今年5月に封切られた「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」実写版映画では、これまでアニメ版の岸辺露伴と実写版ナレーションを担当した櫻井の代わりに、内山昂輝がナレーションを担当した。

「鬼滅の刃」遊郭編、刀鍛冶の里編では幸いにも、櫻井が演じた「水柱」冨岡義勇の出番はなく、プロモーション動画に登場する冨岡は制作責任者や編集部を代弁するかのように、沈黙を貫いている。

 最も準備期間が短かった「呪術廻戦」は、桜井の続投が決まった。期待に応えるかのように「弱者を守ることに強い使命感」を持っていた高校生、夏油傑が「人類を淘汰する」呪詛師に闇堕ちするまでを演じきった。アニメ誌ライターが言う。

「『劇場版 呪術廻戦』では夏油が主人公に『女たらしだな』と言うシーンがあるんですが、アマゾンプライム配信で視聴している小学生や中学生は『お前がなー』とツッコミを入れています。子供たちの反応はいたって冷ややか。これで元交際相手と和解できれば『アニメ鬼滅の刃』の冨岡義勇役の続投の可能性も出てきたのではないか。それを懲りることなく不誠実な対応を続けるようであれば、その後の顛末まで暴露されて、声優生命は終わりでしょう」

 桜井演じる夏油は、人の心に溜まった「呪い」と「呪霊」を玉に替えて飲み込む。桜井も騙してきた交際相手の恨みつらみと悲嘆、和解条件をグッと飲み込むしかなかろう。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
価値は4億円!大谷翔平「50本塁打ボール」を持ち帰ったファンの「記念品交換拒否」事情
2
「カネはいくらでも積む」超不評の大阪万博に駆り出され…すっかり「政治利用」された「あの覆面歌手」
3
元木大介がズバリ!巨人・門脇誠がダメなのは「2年目のジンクス」を無視した阿部監督の「レギュラー確約」のせい
4
電撃退任の中日・立浪和義監督に「日本ハムファンから感謝の嵐」という超皮肉
5
大谷翔平「50-50達成」でも「観客席はガラガラ」のやむをえない事情