スポーツ

【中日】与田監督で「ラーメン」落合監督で「カレー」米だけじゃなかった「ヘンな禁止令」の伝統

 セ・リーグ最下位に沈んでいる中日。9月20日に野球評論家の清原和博氏が来季、ヘッドコーチ候補として名前が挙がっていると一部で報じられ話題となったが、同日、ヤクルト戦(神宮)の試合前に中日の加藤宏幸球団代表が「そのような事実はありません」と否定。清原氏の入閣は幻に終わった格好だ。

 今季の中日といえば、8月に報じられた「令和の米騒動」も記憶に新しいところ。この「米騒動」は、立浪和義監督は調子を落としていた細川成也にご飯の量を減らさせたところ復調したことを理由に、8月3日から球場食堂での白米提供を禁止。これに守護神・マルティネスが抗議し、投手陣への提供は翌日から再開したが、野手陣の禁止状態は継続。この状況を「令和の米騒動」 と揶揄する選手もいるという話だ。

 この中日の米騒動について、9月20日更新のYouTubeチャンネル「野球いっかん」で中日OBの中村武志氏が触れる場面があった。

 今回の動画ではヤクルトOBの宮本慎也氏と中村氏が今季の中日を振り返り、最下位の原因として守備と走塁のミスが多いことなどを挙げ、来季に向けては投手陣をより強固にすることが必要と語った。

 また本編収録後の余談として「米騒動」の話題になり、宮本氏が、

「ドラゴンズは過去に与田監督のときはラーメン禁止、落合監督のときはカレー禁止があった」

 と発言。実は中日では「禁止令」が伝統のようになっていたというわけだが、「禁止令」が伝統のようになっていたというわけだが、

「ほんと突発的にあるんですよね。なに禁止、これ禁止って。昔でいうとお菓子禁止でした。その次、炭酸禁止でした」

 と中村氏。他にも新幹線での新聞紙もダメだそうで、宮本氏に「高校生みたいですね」と切り捨てられていた。

 栄養管理が重要なのはわかるが、選手としてはちょっと息苦しいかもしれない。

(鈴木十朗)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
ドロ沼ヤクルト「借金20で高津監督休養」次の候補に挙がる6人の面々
2
2軍のDeNA筒香嘉智「事実上の戦力外⇒引退拒否⇒またアメリカへ」元同僚の刺激
3
前田健太「カブス移籍」で現実のものとなる上原浩治の論評「まさに別格のボール」
4
宮城野親方(元白鵬)が「電撃退職」する意外な理由/五月場所を10倍楽しむ「大相撲覆面座談会」(2)
5
佐々木朗希の「インピンジメント症候群」は松坂大輔が球速低下した症状だった