スポーツ
Posted on 2023年09月27日 09:59

今年のプロ野球ドラフトは「大学生投手の大豊作」で花巻東・佐々木麟太郎を敬遠する球団が出た

2023年09月27日 09:59

 10月26日に実施される今年のプロ野球のドラフト会議は、大学生投手一色になりそうだ。細野晴希(東洋大)、西舘勇陽(中央大)、古謝樹(桐蔭横浜大)、草加勝(亜細亜大)、常広羽也斗(青山学院大)、木村仁(九州共立大)、武内夏暉(国学院大)、岩井俊介(名城大)、冨士隼斗(平成国際大)ら、有望選手のオンパレードとなっている。長年、ドラフトを取材するスポーツライターが展望を語る。

「ほとんどの球団が1位、2位ともに大学生投手を指名するのではないでしょうか。今年は大豊作で、1年目からローテーションを担えるクラスが目白押しです。今回ドラフトにかかる大学4年生は『佐々木朗希世代』と言われ、阪神の西純矢、及川雅貴、ヤクルトの奥川恭伸らと同学年。高卒でプロ入りした彼らを刺激に、全国の大学でしのぎを削ってきた学年です」

 一方で微妙な立場に置かれているのが、花巻東高の佐々木麟太郎内野手だ。今春まで1位指名候補として大きく注目されたが、ケガ等もあって評価が急落している。一部ではアメリカへの野球留学がウワサされ、複数の現地大学施設を視察していることが報じられた。

「大学生投手の大豊作ということもあって、佐々木は1位指名候補から外れつつあります。そのため、父であり花巻東高の佐々木洋監督は、日米どちらかの大学進学を勧めているようです。本人は早期の日本球界入りを希望していますが、メジャー志向が強く、仮にどこかに入団しても、あくまで目標は大リーグでプレーすること。すぐにポスティングでのアメリカ移籍を要求するとみられており、複数の球団が敬遠してリストからも外しています」(前出・スポーツライター)

 大学生投手の影響を受ける佐々木が一体、どういった選択を下すのか。慎重に将来を決めてもらいたい。

(田中実)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク