社会
Posted on 2023年10月10日 09:58

【世界のUMA】クジラのイチモツ説も出た!巨大ウミヘビ「シーサーペント」目撃談続々

2023年10月10日 09:58

 沖縄県国頭村の近海で致死量の毒を持つ、体長1.7メートルの巨大ウミヘビ種が発見され、ダイバーたちに衝撃を与えたのは、2021年3月のこと。その牙はウエットスーツを貫通することから、沖縄美ら島財団などを中心に、周辺海域では注意喚起を行ってきた。

 UMAの中にも巨大なウミヘビは存在するが、その代表格が、各国の海洋でしばしば目撃されている「シーサーペント」だろう。世界のUMA事情に詳しいジャーナリストが解説する。

「大ウミヘビとも呼ばれるUMAで、中世以降には目撃談が多数存在しています。旧約聖書の『ヨブ記』や『イザヤ書』でも、伝説の巨大な聖獣として描かれています。ただ、生物学的な検証では、その多くがクジラや海牛類、リュウグウノツカイなど、現存する既知生物の目撃例だったと考えられてきました」

 とはいえ20世紀以降もなお、目撃談はあとを絶たず、その数は数百件から数千件にも及ぶ。政府機関の中でも、専門家を交えての議論が行われてきたという。

「1734年7月にデンマークのルター派宣教師ハンス・エゲデが船上から見たという証言以降、船の全長よりも大きかった、あるいは、大きなヒレを持ち長く尖った鼻でクジラのように水を吹き出していた、などの目撃談が多く出ました。一部の研究者の間からは、クジラのイチモツではないのか、との見方も出ています。だとしても、それがはたして船よりも大きいかどうか」(前出・世界のUMA事情に詳しいジャーナリスト)

 1915年7月にイギリスの汽船イベリアン号が、大西洋でドイツの潜水艦U-28に撃沈された際、海から巨大なシーサーペントが出現したと、潜水艦の乗組員6名が証言している。彼らが目撃したのは体長20メートルほどのワニ状の生物で、頭が細長く、足には水かきがあったという。

「そうなれば、とうていクジラのイチモツとは考えづらい。やはり海に生息するUMAと考えて間違いないのでは」(前出・世界のUMA事情に詳しいジャーナリスト)

 現在も世界各地で目撃情報が絶えないシーサーペント。その正体が明かされる日を待ちたい。

(ジョン・ドゥ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク