芸能
Posted on 2023年10月12日 09:59

「90歳。何がめでたい?」大女優・草笛光子が玉山鉄二に発した「年齢と戦わない生き方」

2023年10月12日 09:59

「90歳。何がめでたい?」

 玉山鉄二から花束を渡されると、「ありがとうございます」と一礼する大女優・草笛光子。そして言い放ったのが、このセリフだった。

 10月22日に90歳の誕生日を迎える草笛にサプライズの花束が登場したのは、実写映画「次元大介」が10月13日からの世界同時配信を前に開催された、ワールドプレミアでのことだ。これは動画配信サービス「prime video」のAmazonスタジオと、アニメ「ルパン三世」を手掛けたトムス・エンタテインメントの共同製作による、オリジナルストーリー。玉山が次元を、草笛はガンスミスの矢口千春を演じている。

 草笛はこうも言った。

「90歳と戦おうと思ったけど、戦ったら損。戦わないように受け入れて、90歳を大事に生きてみようと思います」

 既に気付いた人はいるだろうが、冒頭のセリフは小説家・佐藤愛子氏が2016年に刊行したエッセイ「九十歳。何がめでたい」を拝借したものだろう。「女性セブン」の連載に加筆修正がなされたもので、自身の体に起こる故障を嘆き、時代の進歩に怒りを露わにし、若い世代を叱りつつ鼓舞する作品だ。2017年には発行部数が100万部を突破し、オリコン年間本ランキング総合部門で1位のベストセラーになった。

 本を読んでいない人でも、こんなCMを覚えていることだろう。

「私、99歳というだけで、この本のCMに出ています」

「カズエです」「ミチエです」「あんた92歳になったんだってねえ」「まだ91歳だわ」「どっちでもええわ。アッハッハ…」

 そんなユニークな掛け合いもあったインパクト大のCM。

 佐藤氏は11月5日にめでたく100歳を迎える。「百歳。何がめでたい?」という声が聞こえてきそうだ。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月18日 14:00

    3月17日の明治学院大学白金キャンパスは、卒業式に出席したスーツ姿の男子学生や袴姿の女子学生で華やいでいた。その中でも、花柄ベージュ色の袴でひときわ目を引いていたのが、元「モーニング娘。」の北川莉央である。アイドルウォッチャーが解説する。「...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月19日 07:45

    4月29日公開予定の映画「SAKAMOTO DAYS」。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗による漫画で、ストーリーは次のような感じだ。「かつて伝説の殺し屋として恐れられていた男・坂本太郎は、ある女性に恋したことを機に殺し屋を引退。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク