スポーツ

【ドラフト直前】元阪神スカウトと上原浩治が激白!阪神「暗黒時代」を長引かせた担当者の「やる気のなさ」

 今年のプロ野球ドラフト会議が目前に迫っている。大学生・社会人選手の大豊作の年だと言われるが、そこで自身のドラフトを振り返ったのは、野球解説者の上原浩治氏だ。

 1998年のドラフト会議で大阪体育大学から逆指名で巨人入り。YouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉で展開された、アシスタントの上田まりえとのやり取りはというと、

「上原さんの中で、阪神のスカウトが来てくれてたって印象は…」

「いや、阪神だけじゃないよ。熱心だったのはって考えると、阪神は外れちゃうかもしれないね」

 この回には元阪神スカウトの菊地敏幸氏が出演。しかしながら、自身は関西担当ではなかったことから、

「自分が関西で、仮に上原君を担当してたら喜んじゃうよ。絶対、ウチに来させなきゃってなるよ。でも、来てくれるかは分からない。上原君の時代だったら、巨人にお金で負けたかもしらんけど、でもやれるだけはやってみたいって」

 ちなみに上原氏は阪神ファンだった。

 さらには、1992年のドラフト会議。目玉選手は家族ぐるみの阪神ファンを公言していた星稜高校の松井秀喜氏だ。阪神、巨人、中日、ダイエーが1位指名で競合し、クジ引きの結果、巨人が交渉権を引き当てた。これにも菊地氏は、

「なんで挨拶行ってねぇの。いちばん最後なんですよ、(阪神が)挨拶に行ったの。スカウトとして、やることやれよってのはあるよね」

 当時の関西担当スカウトに恨み節である。上原氏は言った。

「やることやってないから、運が逃げていってるのかな」

 当時は1987年から15シーズン中14回のBクラス、10回のリーグ最下位を味わった阪神の「暗黒時代」。仮に阪神を熱望していた松井氏、上原氏を獲得していれば、暗黒時代の終焉はもう少し早かったかもしれない。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
都はるみ「引退⇒復帰⇒活動停止」そして矢崎滋と東北ビジネスホテル暮らし/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史
2
岩城滉一「舘ひろしと昔はほぼ毎日一緒にいた」/テリー伊藤対談(3)
3
挫折の末に大谷翔平の妻になった「バスケ元日本代表」真美子夫人のアスリート人生
4
前園真聖マヌケ大失態!RX-7を買って運転免許合宿に行ったらひとり取り残された
5
見た者すべてを不幸に!「世界一呪われた絵」に潜む「奴隷82人の残虐拷問死体」