社会
Posted on 2023年10月27日 05:58

日本列島クマだらけ!絶滅したはずの房総半島・紀伊半島・四国・九州が「クマ空白域」ではなくなる衝撃

2023年10月27日 05:58

 日本全国でクマによる被害が激増している。北海道はヒグマ、本州以南はツキノワグマによる被害だが、市街地や住宅地でも連日のように人的被害が発生するなど、状況は過去最悪の様相を呈している。

 そんな中、これまで「ツキノワグマは棲息していない」とされてきた伊豆半島で10月20日、オスの個体がワナにかかっているのが発見され、地元で衝撃が走っている。場所は河津町にある二本杉峠付近。同町の森林業関係者は、次のように不安を口にする。

「伊豆半島では2021年に西伊豆町の山中で約100年ぶりにツキノワグマがワナにかかっているのが発見されましたが、この時は単体の迷いグマがたまたまワナにかかったのだろう、ということで落着しました。ところが今年に入って、中央部の伊豆市や南端の南伊豆町でもクマの目撃情報が相次いだことから、地元では『富士山麓に棲息しているクマが箱根を越えて、伊豆半島に流入しているのではないか』と心配していました。そして、今回の河津町での騒動です。今後、人里での人的被害が出なければいいのですが…」

 同様の懸念は、これまで「棲息空白域」とされてきた房総半島や紀伊半島、四国や九州にも広がりつつある。ツキノワグマの消長に詳しい動物生態学者が指摘する。

「絶滅危惧種と言われてきたツキノワグマの個体数は近年、本州以南のあらゆる地域で激増の一途を辿っています。北海道のヒグマも含め、日本全国でクマ被害が相次いでいる最大の理由も、ここにあります。この点は、ツキノワグマが絶滅したとされてきた房総半島や紀伊半島、四国や九州も例外ではありません。これらの地域でツキノワグマによる人的被害が発生するのも、時間の問題と言っていいでしょう」

 まさに日本列島クマだらけ。安全な場所はどこにもないということだ。

(石森巌)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年07月19日 07:00

    7月18日、「週刊文春」電子版が女優・川口春奈とサッカー日本代表DF・板倉滉の真剣交際を報道。突然のビッグカップル誕生に、ネット上では祝福の声があふれている。記事によると、2人は昨年から交際をスタート。板倉は昨年8月からオランダの名門アヤッ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月20日 20:00

    伝説の視聴者参加型クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」(日本テレビ系)が復活する。番組誕生50周年を記念して、年末年始に「新作」を放送すると発表され、7月18日からは出場者の募集がスタートしている。今回はヨーロッパ、アフリカ、アメリカを...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年07月22日 20:30

    そりゃ、これだけの高温なら無理もない。プロ野球2軍戦、ファームリーグが7月22日、とうとう猛暑を理由にノーゲームとなった。 4回途中でノーゲームとなったのは、ロッテ浦和球場で午後0時試合開始のロッテ×オリックス戦。4回裏の攻撃中、ロッテの和...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク