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西武が山川穂高FA移籍の人的補償で「まさかの和田毅」指名浮上に大久保博元が「引退する権利もある」

 日米通算163勝、日本プロ野球ではホークス一筋だったベテラン左腕の和田毅に、移籍の可能性が浮上した。ソフトバンクにFA移籍した山川穂高の人的補償として、プロテクトから漏れた和田を西武が指名する方針だと、一部で報じられたのだ。

 和田は昨シーズン、先発ローテーションに入って8勝を挙げ、チームでは有原航平の10勝に次ぐ2番目の勝ち星。28人のプロテクト枠に入っていなかったことに、ファンからは「負けが込むと冷静な判断力もなくすのか」「そんなことやってるから優勝できないんだ」「マジでソフトバンクファンやめよう」など、3年連続V逸に引かっけた酷評の声が目立つ。

 まさか42歳の大ベテランを選ぶことはないだろうとソフトバンクが油断したのか、それを見抜いた西武が駆け引き上手だったのか…。

 この現状に「他の選択肢もある」と言うのは、野球解説者の大久保博元氏だ。自身のYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉で、次のように持論を展開した。

「これ、まだ和田が返事してないんです。ここが僕の中で一番の問題だと思ってて、和田がまだ契約してないということは、和田が断るという選択肢も出てきます。これだけです、ライオンズとしての心配事は。和田が『ソフトバンクから出るんだったら、引退します』ってことを宣言してしまうと、何の契約も成り立たなくなります。これは和田投手が持ってる最高の権利ですよね」

 球団の顔とも言うべき和田の処遇だけに、

「契約が成立した場合、『山川が来たから、和田が出て行くことになった』と、山川はソフトバンクファンから嫌悪感を示されるでしょうね。1978年のドラフト会議における『空白の1日事件』により、一時は阪神入りした江川卓が結果的に巨人入団。巨人の人気投手だった小林繁が阪神移籍となった顛末を彷彿させます」(スポーツライター)

 和田の心中と決断は…。

(所ひで/ユーチューブライター)

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