社会
Posted on 2024年01月18日 05:59

【能登半島地震】災害・緊急時の連絡・安否確認手段で今最も有効なものは何か

2024年01月18日 05:59

 能登半島地震による死者、安否不明者、被災状況の悲惨さが日に日に増しているが、地震・災害列島の日本では、いつどこで大災害が起きてもおかしくない。

 もし外出中に災害に見舞われた場合、家族や友人の安否を確認し、自身の安否も伝える作業が必須となる。そのために有効な手段は何か。

 1998年の栃木県・福島県における豪雨の際に初めて実践運用され、その後、大規模災害のたびに開設されている災害用伝言サービスがある。それが「災害用伝言ダイヤル(171)」だ。

 あるいは携帯電話のアプリ接続機能を使った「災害用伝言板」、インターネットを使用する「災害用伝言板(web171)」というものも。

 東日本大震災の直後にそれらの登録の動きは高まったが、災害時につながりにくくなるインターネットや電話には不安が残る、との指摘もある。ネットライターが言う。

「東日本大震災の際、電話やインターネットがなかなかつながらず、家族との連絡が途絶えた人は数多くいました。現在はLINEのメッセージを使う人が圧倒的に増えています。とある週刊誌の調査では、LINEを利用する人が80%を超えていました。LINEには既読機能がついているため、相手が緊急事態で返信できないとしても、メッセージを読んだことはわかります」

 IT事業家の中には、X(旧Twitter)を使うのが有効だとする人もいるという。かつてのTwitterには「バルス現象」なる問題があったが、既に改善されているからだ。

「バルス現象とは、一斉につぶやくとサーバーがダウンするというもので、アニメ『天空の城ラピュタ』がテレビ放送される際に発生しました。クライマックスで主人公が『バルス』という呪文を叫ぶシーンに合わせて、Twitterで『バルス』をツイート。するとサーバーがダウンするという、ある種の遊びのようなものでした」(前出・ネットライター)

 その後、サーバーが強化されたことで、バルス現象は見られなくなったという。

 とはいえ、やはり備えは万全であるに越したことはない。携帯電話、メール、アプリが使えないケースも想定しつつ、「災害用伝言ダイヤル」の使い方を予習しておくのもいい。

(小津うゆ)

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