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記事全文を読む→いったい誰が聞きたいのか「ぽかぽか」ゲスト芸能人たちのどうでもいい話
フジテレビの昼の番組「ぽかぽか」が相変わらずヒドい。1年続いたと喜んでいるのは出演者およびスタッフだけ。続いているのも、次にやる番組がないからではないかと察する。いっそ「笑っていいとも!」を再放送してほしいくらいだ。
番組のメイン企画は、ゲストを招いての「ぽいぽいトーク」。ハライチと神田愛花がゲストに「〇〇っぽい」とぶつけて、ゲストがそれに〇か×かの札を出し、それについてあれこれ喋るものだ。
この「ぽいぽいトーク」が本当にくだらない。例えば2月1日(木曜日)のゲストは山本譲二と水森かおりの演歌コンビ。山本に「お酒で失敗してるっぽい」「奥様に怒られてるっぽい」、水森には「ご当地ソングで全国制覇してるっぽい」などと聞いて何が楽しいのか。そんなグダグダ話で約1時間。さらに観覧客を巻き込むコーナーと、自称名物コーナーの「牛肉ぴったんこチャレンジ」がある。
「牛肉チャレンジ」は牛肉2キロの塊から300グラムを切り分けるもので、前後10グラムの誤差はOK。成功すれば持って帰れるというものだ。これがなかなか闇深い企画で、毎回、牛肉店から高級牛肉2キロの提供を受けている。お肉登場の間に店の写真が出て、アナウンサーが店名と本日の部位を読み上げる。この日は「田中畜産提供 熊本産天草黒牛 A5 シンシン」だった。以前は値段も言っていたが、最近は言わなくなった。
仮にも全国放送の番組でCMを流せば、それなりの金額が発生する。たとえ視聴率は限りなくゼロに近いとしても、だ。それを2、3万円の肉と引き換えに宣伝してもらえるなら、損はない。
問題は番組側だ。ゲストがチャレンジに成功したとしても、2キロ-300グラム=1.7キロ。毎日毎日、この最高級牛肉はその後、どうなっているのか。スタッフが食べるというようなことを言っていた気もするが、1年以上も毎日、牛肉を食べていれば、さすがに飽きがくるはず。フジテレビの社食で饗応されているのか、はたまたお台場近辺の焼肉屋に横流ししているのか。毎日、最高級牛肉をタダで食べられて羨ましいというのもあるが、なにやら闇深いニオイがする。
この週は月曜・池上季実子&賀来千香子、火曜・南果歩、水曜・勝地涼&さとうほなみ&水曜日のカンパネラ、木曜・山本&水森、金曜・レスリング登坂絵莉夫妻がゲストだった。全ての曜日を見たわけではないが、賀来が小学生の頃にモテた話や、南がハワイをひとり旅して現地の男にナンパされたという話、視聴者は本当に望んでいるのか。これじゃあ、若者のテレビ離れは進むばかり。暗澹。
(堀江南)
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