芸能
Posted on 2024年02月07日 09:59

松本人志の性行為強要報道「最大の被害者」は痛々しすぎる姿を晒した「あの男」

2024年02月07日 09:59

 昨年あたりからテレビでちょくちょく見かけるが、どうしても慣れないものがある。それはジョニー志村のタモリのものまねだ。「そっくり!」と感嘆したファーストインパクトが薄れず、いっこうに慣れない。テレビに出ているのを見ると、「あ、タモさんが出てる!」と思ってから「違う違う、これはものまねのほう」と脳が認識するのにタイムラグが生じるのだ。

 タモリのものまねといえば、少し前まではコージー富田の独占状態だったが、コージーがネタでよく言う「髪切った?」とか「いったんCMで~す」といったキラーワードは、ジョニーのものまねでは使われない。先日、「お笑い向上委員会」に出演していた際に「あんまりギャグにしたくないからね」と、ジョニーがタモリのまんまで言っていたので、あえて意識しているようだ。

 ジョニーと同じく「本人がよく言う」または「言いそう」なワードをものまねに盛り込むのではなく、あくまでもの「素の喋り」で魅了するタイプのものまね芸人といえば、もうひとり、レッツゴーよしまさの志村けんがある。彼の場合も「アイーン!」や「だっふんだ!」などの代表的なギャグを真似るのではなく、トーク番組に出演した時や、「天才!志村どうぶつ園」などで見られた、声が小さくシャイな感じの話し方を真似て、志村と交流のあった芸能人や関係者たちを「普段の志村さんそっくり!」と感嘆させている。

 彼らの活躍は自らが「タモリさんのモノマネばかりを求められることに飽きた」とか「志村さんのものまねは封印します」などと言い出すか、何か別のスキャンダルでも起こさない限りは、今年もきっと約束されることだろう。

 ところが、本人が「今後もこれでやっていく」と意気込んでも、残念な事情でお披露目できなくなるパターンもあるということを思い知らされたケースがある。松本人志のものまねで大ブレイクしたJPだ。

 松本がコロナウィルスの濃厚接触者ということで「ワイドナショー」を休んだ時、JPが代役を務めて、各方面で称賛を受けていたのは記憶に新しい。

 が、今回のような性加害報道の渦中では、ものまねで代役として出演しようものなら、バッシングされることは想像に難くない。ご本人もそのへんは認識しているようで、先日の「突然ですが占ってもいいですか?2時間SP」に登場した際も、ジョニー志村やレッツゴーよしまさをはじめ、ホリ、神無月、みかんといった錚々たるものまね芸人の中で、JPは松本ではなく、番組MCの沢村一樹に扮していたが、お世辞にも似ているとはいえないクオリティーだった。

 収録日が昨年の12月29日と出ていたので、文春砲の第一弾後ということになる。なので、本来はお得意の松本で出演する予定だったが、急遽、変更になったのではないかと察する。

 松本を封印し、沢村のものまねをするスベリ気味の痛々しい姿を見て、「松本人志の性加害報道の一番の被害者はJPかもしれない」とつくづく思った。

(堀江南)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク