社会

博物館入りした車両が「奇跡のカムバック走行」東武鉄道の英断に「これはぜひ乗るべき」

 鉄道車両は毎年のように新たな車両が登場し、古い車両は引退に追い込まれるのが一般的。しかし東武鉄道は、古い車両を大切に取り扱っている。昨年11月から8000型の車両「8111編成」(写真)の運用を始めたのだ。鉄道ライターの解説を聞こう。

「8000型は東武の主力車両で、1963年から1983年まで712両も製造されました。東武鉄道の電化された路線すべてで運用され、今も東上線やアーバンパークライン(野田線)で走っています。8111編成は前面が車両の落成当初の形を残した、唯一の車両。2012年に東武博物館に売却され、動態保存されていました」

 売却後はイベント用の車両として運用されてきたが、昨年11月からはアーバンパークラインで普通電車として走っている。一度は博物館入りした車両が復帰し、ほぼ毎日、当たり前に走っているのは異例のことだ。

 8000型は「ジャスミンホワイト」に「ロイヤルブルー」の線が入った塗色が一般的だが、8111編成は登場時と同じ、ベージュとオレンジのツートンカラーで貴重なこともあって、アーバンパークラインの沿線には多くの撮り鉄が集まっている。

 そんな8111編成にぜひ乗ってほしいと、先の鉄道ライターは力説する。

「8111編成がいつまで走るのか東武鉄道は明らかにしていませんが、車齢を考えると、それほど長くはないはず。乗るチャンスはあまりないと考えた方がいいでしょう。『東武野田線 運用情報』で検索すると、運用を公開しているサイトが見つけられるので、そこで8111型がどこを走っているのか、確認することができます」

 博物館入りした車両の乗り心地を、一度は体験してほしい。

(海野久泰)

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