社会
Posted on 2024年03月03日 09:59

投資額が10分の1になる「愚の骨頂」…専門家が重大警告「国が後押しする新NISAは地雷だらけ」

2024年03月03日 09:59

 日経平均株価が34年ぶりの最高値を更新し続ける中、国が今年1月から非課税投資可能額などを拡大した「新NISA」に大きな関心が集まっている。また、新NISAでの資産運用をキッカケに、個別株への投資を始める一般庶民も少なくない。

 過熱する投資の背景には、岸田文雄総理をはじめ、政府が国策として喧伝する「貯蓄から投資へ」のアドバルーンがある。だが、4万円の大台を窺う日経平均株価を含め、少なからぬ専門家が、エスカレートする現況に警鐘を鳴らしているのも事実だ。

 例えば経済アナリストの森永卓郎氏は様々なメディアを通じて、概略、次のように警告を発している。

●現在の株価は完全なバブル状態にあり、今回の株バブルもまた間もなく弾ける

●株バブルが弾ければ売りが売りを呼ぶ展開となり、投資したカネが10分の1に目減りしてしまう場合もある

●そもそも投資は「安い時に買って、高い時に売る」が基本原則だ

●したがって、今は新NISAや個別株に手を出してはいけない

 人の行く裏に道あり花の山――。これは古くから知られている株式投資の格言だが、新NISAも含めた投資術に詳しいエコノミストも、次のように指摘している。

「付和雷同の高値づかみで大損。そうなったからといって、国が損金分を補償してくれるわけではない。それでも今の投資ブームに乗りたいというなら、森永さんがギャンブルを引き合いに出して指摘しているように、失ってもかまわない資金の範囲内でやることです。ましてや、老後のための資金を新NISAにブチ込むなど、愚の骨頂ですよ」

 バブルの起源は17世紀のオランダで発生したチューリップバブルにあるとされ、異常なまでに高騰した球根の価格は突如として大暴落した。株にせよ鰯の頭(笑)にせよ、バブルはある日突然、確かな理由もなく弾ける、ということだ。

(石森巌)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク