スポーツ
Posted on 2024年03月15日 09:58

1999年ワールドユースで日本代表GK同士が大ゲンカした「情けない理由」

2024年03月15日 09:58

 日本を代表する選手が、こんな些細なことでケンカしていたとは…。驚くと同時に、ガッカリである。それも準優勝した1999年のワールドユースでのことだというから、なおさらである。

 この大会で正GKだった元日本代表GKの南雄太氏が、播戸竜二氏のYouTubeチャンネルに出演し、大会の舞台裏を明かしたのだ。

 この大会には南氏のほかに第2GKとして榎本達也、バックアップとして曽ヶ端準が参加。お互いに切磋琢磨していたという。

 南氏は曽ヶ端と同い年とあって仲がよく、ホテルの部屋が同じ。約1カ月にわたって、共同生活を送った。

 そんな2人の唯一の楽しみが「お菓子タイム」。現地の食事が口に合わない中で、お菓子を食べるのを楽しみにしていた。出発前に大量に買い込み、少しずつ食べていったという。減ってくると2人のお菓子をひとつにして、南氏が管理していた。ところが南氏が言うには、

「ホテルを移動した時に、お菓子を忘れました。日本だったら電話して送ってもらえますか、とか取りに行きますとかできるけど。その時、唯一(曽ヶ端と)ギクシャクしました。めっちゃ怒って。それだけはめちゃくちゃ覚えている」

 お菓子が原因で、関係が危うくなったというのである。そこで播戸氏が、確認のために曽ヶ端氏に電話をかけると、

「怒ったのはエノ(榎本達也)がお菓子食った時だろ」

 と曽ヶ端。榎本が体重の増加を避けるため揚げ物の衣を取り除いていたのに、隠れてお菓子を食べていたことに腹を立てたのだという。南氏の記憶が間違っているわけではなく、忘れて怒ったこともあったと話した。

 このワールドユースは小野伸二や高原直泰、稲本潤一ら黄金世代が活躍し、準優勝。日本代表が世界大会で決勝戦に進出したのは、この時が初めてだ。そんな大会の裏で、GK同士がお菓子をめぐってケンカしていたとは、なんともトホホな出来事だ。

(鈴木誠)

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