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記事全文を読む→「アサ芸ギャンブル部」〈【ボートレース&オートレース】60歳から始める「公営ギャンブル」事始め〉(2)
【オートレースとは】
オートレースは1周500メートルの楕円形アスファルトコースを最大8台のオートバイが左回りに走り、通常6周、ビッグレースの優勝戦は10周走って順位を競います。競技場は全国に5場のみ、公営競技としてはもっとも少数です。
エンジン音が大きく、騒音の迷惑を防ぐため郊外に立地する施設が多いのですが、オートの聖地といわれる埼玉県の川口オートは市街地のど真ん中にあり常に賑わっています。
コースには傾斜がありますが、競輪のバンクのように極端な傾きではなく、2度程度のゆるい傾斜です。そのコースを時速100キロ前後のスピードで走るので、とくに遠心力に対抗できるようコーナーワークに技術を要し、ハンドルや車体を左に傾けた特殊なオートバイが走ります。
スタートラインが独特で、3〜4コーナー間に10メートル刻みで線が引かれ、実力上位の選手が後方からの発進になります。これを「ハンデ」といい、重ハンデの車は最高110メートル後方からスタートします。このハンデが選手の実力差を均等化してレースを面白くしています。
ただハンデの距離はあまり重要ではなく、後方から発進する選手が先行車を何台追い抜けるかが予想のキモになります。
通常のレースはコースを6周しますが、最後方の8番手からスタートする重ハンデの選手は1周ごとに1人以上の選手を追い抜かねば上位に入ることができません。オートレースのコースは傾斜が小さいので競輪のようにコーナーを高速でまくるのが難しく、スピードが最大になる直線も追い抜きにくいため、後方の選手はどこで追い抜くかが腕の見せどころになります。
オートバイのエンジンやタイヤは気温や路面温度、気候によって影響をうけるデリケートな性質をもっています。選手は条件にあわせエンジン・タイヤを整備しますが、選手別の得手不得手も予想の大事な要素になります。ただ、選手の実力やクセの情報を知るのはビギナーには難しく、足繁くオートレース場に通って覚えないと読めません。
その意味でオートレースは公営4種のうちでもっとも難しく、極めれば公営ギャンブルを完全制覇したといえるでしょう。
群馬県の伊勢崎オート、山口県山陽小野田市の山陽オート、福岡県飯塚市の飯塚オートなど、観光や出張であまり行かないようなローカルな街にあるのもオートレースの特徴です。
旅打ちでオートレース場を目指すようになれば、公営ギャンブルのツワモノといえます。
文・藤木TDC:「はじめて行く公営ギャンブル」(ちくま新書)ではギャンブル場への行き方も詳しく解説
アサ芸チョイス
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