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記事全文を読む→横綱・照ノ富士が劇的Vの尊富士に贈った言葉は昭和の大横綱・大鵬と激似だった
「記録も大事だけど、記憶に残るような力士になりたかった。皆さんの記憶に残るよう、これからも必死に頑張りたい」
大相撲春場所で優勝を決めた直後の支度部屋で、今後の意気込みを口にした、東前頭17枚目の尊富士。110年ぶりの新入幕優勝だが、その偉業以上に印象深かったのは、千秋楽の取り組みだった。
前日、朝乃山に敗れた際に右足首を負傷。包帯が巻かれ、痛々しい姿で会場をあとにした。その後に救急車で病院へ。
歩くのもままならない状態で、休場が頭をよぎった尊富士だが、兄弟子の横綱・照ノ富士からはこんな声をかけられた。
「お前ならやれる。記録ではなくて記憶に残りたいんだろう。このチャンスはもう戻ってこない。俺にも同じような経験があるから」
この言葉を聞いた後、動かなかった足で歩けるようになったというから不思議だ。豪ノ山を押し倒して優勝を決めた気迫の相撲は、相撲ファンの心を大いに揺さぶった。
「魔法の言葉」をかけた照ノ富士は、一度は大関に昇進するも、ケガや体調不良から序二段にまで陥落。その後、奇跡の復活を果たし、2021年9月場所で横綱にまで上り詰めた。
尋常ではない苦難を乗り越えたからこその説得力が、尊富士に伝わったのだろう。尊富士の優勝後には「俺の9回(の優勝)より、お前の優勝の方が嬉しかった」と声をかけたそうである。相撲ライターが言う。
「実はこの言葉、幕尻から優勝を飾った初の功労者・貴闘力(平成12年春場所)に対して、優勝32回を誇る昭和の大横綱・大鵬が放った『私の32回の優勝より、今場所の貴闘力の優勝がいちばん嬉しい』と激似。貴闘力は大鵬の三女と結婚しており、兄弟子と弟弟子といった関係性とは異なりますが。それにしても、昭和の大横綱と同じような言葉を口にするとは…」
年末の「新語・流行語大賞」にノミネートされるなんてことも!?
(所ひで/ユーチューブライター)
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