社会
Posted on 2024年05月29日 05:58

犬?カンガルー?ニホンザル? 猿人系UMAと一線を画す「デビルモンキー」不思議な目撃談と写真

2024年05月29日 05:58

 北米大陸に生息するとされる、二足歩行の猿人系UMAといえば、「ビッグフット」「イエティ」である。だが、これらとは区別される猿人系UMAがいる。一見すると全身長い体毛に覆われた猿人のようではあるものの、前者と異なり尾があることが理由だ。

 それが「デビルモンキー」なのだが、目撃談によれば、その体長は1.5メートルから1.8メートルと人間にほぼ近く、黒ないし赤黒い毛が全身にフサフサしている。顔には突き出した鼻と口があり、鋭い爪と牙を持つ。カンガルーに似た形の後ろ足で、5メートルから6メートルの距離をピョンピョン飛び跳ねながら移動する、という報告がある。長年、UMAを調査するジャーナリストが語る。

「デビルモンキーが最初に目撃されたのは、1934年のテネシー州サウス・ピッツバーグで、当時は脱走したカンガルーだろうと思われていました。ところが1959年になり、ヴァージニア州ソルトヴィルをドライブしていた夫妻の車に、いきなり森から飛び出してきた猿のような獣が体当たりする事件が起こった。夫妻の証言によれば、謎の生物は全身毛むくじゃらで猿を思わせるものの、顔は犬のようであり、カンガルーと同様の後ろ足があったのだと。その後もソルトヴィル周辺では同様の目撃情報が相次ぎ、さすがに単なるカンガルーの見間違いではない、との結論に達しました」

 オハイオ州やケンタッキー州、ジョージア州でも「毛むくじゃら」「鼻と口が突き出した」「筋肉質の大きな2本の後ろ足」「ぴょんぴょん跳ねる」の条件を揃えた生物の目撃情報が続々と出た。ただ、どれも深夜で、車を走行中というシチュエーションだったことで、写真や映像に収められることはなかった。

 そんな中、1996年にルイジアナ州のハイウェイを走行中の女性が、道端に横たわる大きな死骸を発見。それはヒヒに似た生き物で、女性は恐る恐る写真撮影。それでもその正体がなんであるかは、判明しなかったという。前出のジャーナリストは、

「当時、北米にはニホンザルがいなかったことから、1970年代に輸入されたニホンザルが逃げ出し野生化して、それが間違われたのではないか、との説が出ました。それなら尾があっても不思議ではない。ただ、カンガルーのような後ろ足を持っているとなると、話は別です。結局、正体についての結論を出すことは難しく、未確認動物であること以外、何もわかっていないままなのです」

 犬、カンガルー、ニホンザル…見ようによってはいかようにも判断できる、このデビルモンキーについての「決定的証拠」出現が待たれる。

(ジョン・ドゥ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク