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セ・パ交流戦「勝率最下位」の広島が「圧倒的脅威」ソフトバンクに勝つための「取扱説明書」があった

 5月28日スタートのプロ野球セ・パ交流戦は開始時から長年にわたり、パ・リーグ優勢が続いていた。ところがセ・リーグにも「打倒パ」の危機意識が浸透したのか、2021年から2年連続でセ・リーグが勝ち越し。2023年はパ・リーグが54勝52敗2分で勝ち越したが、これが4年ぶりだった(2020年は中止)。2005年からの通算成績はパ・リーグの1253勝1122敗73分けで貯金131と、まだ優位に立っている。

 中でもソフトバンクの強さは圧倒的で、優勝及び最高勝率が8回。2回の巨人、オリックス、ロッテ、ヤクルトを大きく引き離している。

 一方で、交流戦を鬼門にしているのは広島だ。これまでの通算成績は166勝227敗15分、勝率4割2分2厘は12球団で最下位だ。特にソフトバンクを大の苦手にしており、19勝43敗6分、勝率3割6厘と、一方的にボコられている。

 そこで出現したのが、広島がソフトバンクに勝つための「トリセツ(取扱説明書)」である。スポーツライターが語る。

「トリセツはカープファンからの『ソフトバンク戦を乗り切る方法』を求める声に、一部ソフトバンクファンが応じたもの。ポイントは4つで、プロ初登板もしくは今季から1軍に上がってきた投手、緩急のある左腕、谷間の先発投手、変則タイプの投手を起用することを勧めています。特にソフトバンクは『初モノ』に弱く、裏ローテの投手は本当に打てない。アドゥワ、ハッチ、玉村昇悟などは有効に機能するかもしれません。またカープは左の中継ぎに塹江敦哉、森浦大輔、黒原拓未、ハーンの4人が控えているのも心強い。カープファンは、トリセツが有効に機能するよう、大いに期待していることでしょう」

 交流戦突入前のソフトバンクは13敗のうち8敗が、左投手が先発の試合。新井貴浩監督は支配をリードしたら、右の矢崎拓也、島内颯太郎、栗林良吏にあまりこだわりすぎない方がいいかもしれない。

(ケン高田)

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