スポーツ

西口文也監督が頭を抱える西武ライオンズの「ケチケチ戦法」に「身売りしてくれ」

 西武ライオンズがイメージ回復に必死だ。来年の春季キャンプを、3年ぶりに2月1日から宮崎県南郷で行う。2023年と2024年は1クール後ろ倒しで、異例の2月6日キャンプインとしていた。経費削減が目的だと囁かれ、選手間では不満が噴出していた。

 春キャンプは1年間を戦える体作りとスキル上昇のために、欠かせない期間。公式戦が始まれば、試合に追われてじっくりと体力や技量を育むことはできない。

「投手と内野手のシフトプレーやサインプレー、ランダウンプレーといった練習も、この時期にやるもの。西武の低迷を招いたのは、こういったことを軽視してキャンプ費をケチったツケが回ってきたからでしょう。評論家やファンからもそういった鋭い指摘がたび重なり、イメージ回復のために渋々、2月1日キャンプインに戻したと言われています」(スポーツライター)

 堤義明オーナー時代の1990年頃は金満を武器に、名実ともにプロ野球の名門球団に駆け上がったが、堤オーナーが失脚すると西武グループの低迷とともに、ケチ球団へと変貌を遂げた。主力選手だった秋山翔吾、浅村栄斗、山川穂高、森友哉、岸孝之、涌井秀章らを引き留めることができず、ライバル球団に流出を許してきた。

 今季は球団史上ワーストの91敗でぶっちぎりの最下位となったが、それでも経費削減のため、FA戦線への参戦を回避。補強ポイントに合致するといわれた阪神の原口文仁と大山悠輔の獲得を見送った。

 その代わりというか、ソフトバンクから戦力外通告を受けた仲田慶介と格安契約を結ぶことに。

「これには西口文也監督も頭を抱えています。再建へ本気度が極めて低い球団フロントに対し『身売りしてほしい』と訴えるファンが続出する有様です」(前出・スポーツライター)

 西武の暗黒期は、これが始まりなのかもしれない。

(渡辺優)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身