芸能

「日本レコード大賞」ドロドロの舞台裏…視聴率ワースト更新で「TBS局内から不要論」が本格化する

 12月30日にTBS系で生中継される「第66回日本レコード大賞」の各賞が先日発表され、新人賞は2008年以来、16年ぶりに5組が選ばれた。その内幕を「週刊文春」が報じている。

 今回選ばれた5組は、演歌歌手の小山雄大と梅谷心愛、菅田将暉の弟こっちのけんと、K-POPグループのILLIT(アイリット)、ガールズグループのME:Iで、この中から最優秀新人賞が決定する。

 同誌によると当初、ME:Iは落選したが、TBSのオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」でグループが誕生し、いわばTBSの身内とあって敗者復活。それをゴリ押ししたのが、番組に関わるTBSプロデューサーであり、かなり幅を利かせていることから、ある審査委員が「TBSのやりたい放題」と憤っていたというのだ。

「これまでは『芸能界のドン』と呼ばれる大手芸能事務所の社長が陰で差配していましたが、どうやら、もはやレコ大に興味がなくなってしまったようです。なのでTBSのプロデューサーが実権を握るようになった。何年も前から、局内では利権まみれのレコ大に『不要論』が出ています」(音楽業界関係者)

 全盛期には50%を超える視聴率を記録し、徐々に下がり続けていたものの、なんとか2ケタをキープしていた。それが昨年、平均世帯視聴率が歴代ワースト&初の1ケタとなる9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録することになってしまった。

「実権を握るプロデューサーは、ME:Iが数字を持っていると思って敗者復活させたかもしれませんが、もしそうであれば読みが甘すぎる。大賞候補の優秀作品賞の歌手の顔触れを見ても、視聴率がV字回復するような要素はまったく見当たらない。今年、さらにワースト記録を更新することになったら、いよいよTBS局内もレコ大をなくす方向に動くことになるのでは」(芸能記者)

 権威の失墜ぶりを露呈する舞台裏だったようだ。

(高木光一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身