スポーツ
Posted on 2024年12月24日 11:45

阪神・佐藤輝明「甲子園ラッキーゾーン設置要求」に「身勝手、おこがましい」「投手は反対」のダメ出し

2024年12月24日 11:45

 阪神・佐藤輝明の自己中心的な発言に、球団OBや関係者はアキレ顔だ。契約更改に臨んだ12月23日の話し合いの席で、現状維持の1億5000万円でサインしたのはいいが、その後の記者会見で問題発言が飛び出した。

「毎年のことですが、ラッキーゾーンをつけてほしいと申し入れた。自費でもいいと話した」

 なんと、真顔でそう口にしたのである。

 プロ4年目の今季は、打率こそ自己最高(といっても2割6分8厘)だったが、5月には2軍落ちを経験。本人がこだわり続けてきた本塁打数が初めて20本を切り、わずか16本に終わった。その原因のひとつが、ライト側からレフト側に吹く甲子園特有の浜風にあると、佐藤は考えているのだ。だが在阪スポーツ紙デスクは、これを一刀両断する。

「ラッキーゾーンができれば左バッターだけに本塁打が増えると、単純に考えているのでしょうが、これはさすがに身勝手すぎる、との声が上がっています。実際にあるOBが言うには『一選手がラッキーゾーン云々の話をするのは、おこがましすぎる。本当にそう思うなら、阪神選手会の総意として話を持っていくのが筋だろう』と、開いた口が塞がらない様子でしたね」

 投手出身のOBも眉をひそめてこう話す。

「投手の立場としては、ラッキーゾーンなんてない方がいい。ラッキーゾーンがあると、打ち取ってと思った打球が入ってしまうしね。同様の声は、現役投手サイドからも上がっていますよ。佐藤の発言は、野手目線でしか考えていないもの。今の阪神は完全に投高打低のチーム。そのアドバンテージを自ら捨ててどうするのか、という話ですよ」

 ラッキーゾーン要求と同時に、将来のメジャー挑戦を示唆した佐藤。まさか自分の成績アップを図るためのラッキーゾーン要求だとは思いたくないが…。

(阿部勝彦)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク