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記事全文を読む→視聴率3冠陥落の日本テレビ「番組ネタ不足」の苦境を「箱根駅伝特番」に見た
日本テレビがついに陥落した。長年、2位に甘んじていたテレビ朝日が、開局以来の視聴率3冠を達成したのだ。2024年の年間視聴率(1月1日~12月29日)では開局以来、個人全体視聴率で初めて3冠を獲得。3冠とは全日帯(6~24時)とゴールデン帯(19~22時)、そしてプライム帯(19~23時)という3つの時間帯を指す。
一方の日本テレビはゴールデン帯の個人視聴率こそテレビ朝日と同率1位だったものの、それ以外は全て2位に甘んじた。
ところが日本テレビ編成部はこの結果について、2冠を取り損ねたことは言及せず、
「多くの方がテレビの前にいらっしゃるゴールデン帯で1位をとれたことは、幅広い視聴者の皆様に日本テレビを楽しんでいただけた証であると感謝しております」
むしろ強気のコメントをしているのだ。
だが現在、日本テレビでは長寿番組の地盤沈下が激しく、予断を許さない状態が続いている。3月末には「行列のできる相談所」が、前身の「行列のできる法律相談所」時代から数えて23年で幕を閉じる。「ザ!世界仰天ニュース」も中居正広スキャンダルのショックで、
「今後の継続には暗雲が垂れ込めている。他にも伸び悩んでいる番組がチラホラある」(制作会社スタッフ)
それらに代わる新番組を生み出す必要があるのだが、そのコンテンツ不足を感じさせる出来事があった。1月3日放送の「完全密着!箱根駅伝」だ。
これは1月2日の往路、そして3日の復路と2日間にわたって行われた箱根駅伝の裏側を追跡したドキュメンタリー。先の制作会社スタッフが言う。
「終了からおよそ4時間しか経っていない大会を、わずか3時間ほどで編集するのは至難の業。結局、ほぼダイジェストでした。これは明らかに高視聴率を誇る『箱根駅伝』に乗っかった、数字稼ぎの番組と言っていいでしょうね。初めての試みでしたが、これをもってこなければならないほど、コンテンツがないんだな、と思いましたね」
今年1年、どう巻き返すのか、興味津々なのである。
(やまもと巧)
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