芸能

キムタク主演映画「グランメゾン・パリ」興行収入「30億円見込み」は本当か「実地検証」してみた

 東宝の1月6日の発表によると、木村拓哉主演映画「グランメゾン・パリ」が公開7日間で観客動員96万人、興行収入13.9億円を突破したそうだ。興行収入30億円を見込める大ヒット・スタートとのことだが、正直言って、そこまでいくのか疑問だ。

 その根拠はというと、実はそんなにヒットしているなら見に行ってみようかと、近所のシネコンの予約を取ろうか確認したところ、平日の夜とはいえ、当日でまだ数名しか席が埋まっていなかったのだ。そして他の日もほぼ同様。念のためにと、別の映画館もチェックしてみたが、新宿や渋谷でも埋まっているのは2割程度だった。

 察するに、キムタクファンはこの年末年始にいち早く大挙して見に行き、それゆえに公開7日間の数字は飛躍的に伸びたわけで、何度もお替わりするような作品でもないと判断した結果、ここがピークなのではないかと思うのだ。

 事実、私の周りのドラマファンも、

「わざわざお金を払って見に行くようなものでもなし。テレビでやったら見る」

 という意見だった。私も年末年始、番宣を兼ねていろいろな番組に出ていたキムタクとその取り巻きたちを見ながら、相変わらずの「俺様ぶり」には辟易していた。

 しかも時を同じくして、中居正広の例の騒動が勃発したため、なぜかキムタク上げの話題が増え、ますますウンザリ。

 おまけに年末年始は「さんタク」や「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」で、さんまとつるんでいいひとキャンペーンをやるのも恒例で、こちらも鬱陶しいったらない。さんまのことは嫌いではないが、キムタクと組むさんまはちょっと苦手だったりする。

 興行収入は盛れないだろうから、そのうち結果は出る。はたして本当に30億円超えになるのか、このまま尻すぼみになるのか。実に興味深い。

(堀江南/テレビソムリエ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
「致命的ミス」巨人・リチャードに阿部監督が怒りの2軍通告!でも解説者2人は「?」反応
3
さだまさしが今明かす「借金28億円と返済地獄30年」の「コンサート年間186本」究極生活
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
岡田彰布が明かした「長嶋茂雄からの直電」が今もナゾのままの「不思議な縁」