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記事全文を読む→自局宣伝CMを有効活用「サブリミナル効果」を狙い始めたフジテレビの勝算
スポンサーによるCM引き上げが続くフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスは2月27日、日枝久取締役相談役が、役員の選任や解任などで取締役会に助言や提言をする「経営諮問委員会」の社内委員を同日付で辞任したと発表した。また、CMの差し替えについては、1月末時点で311社と説明。2月25日現在でCM取り引きしているのは72社だと明かし、放送収入は前年同月比で10%弱のレベルにまで落ち込んでいるという。
「現在行われている、第三者委員会の調査結果が出るのは3月末。各CMスポンサーとの交渉はそこからになるので、このままだと、早くてもスポンサー各社が戻るのは7月期になるのでは。いずれにせよ、まだまだCM枠がスカスカの状態が続くでしょうね」(広告代理店関係者)
CMスポンサー各社が出稿を見合わせてからしばらくは、ACの数パターンのCMをループさせてしのいだが、同じCMばかりが放送されることに、批判の声が高まった。
そのため、自局で放送する番組の宣伝に力を入れ始め、フジテレビが出資している劇場公開映画のアピールには特に力を入れるようになった。
「ここ最近目立つのは、興行収入が伸び悩んでいる『アンダーニンジャ』、2月28日に公開された元Sexy Zone中島健人主演の『知らないカノジョ』は、複数バージョンのCMを放送しています。まるで視聴者がいつの間にか映画を見たくなる、サブリミナル効果を狙っているかのようです。今後、2作品の興行収入にどうCM効果が現れるのか」(映画ライター)
とりあえずは、空いたCM枠を有効活用できているようだが、映画が当たったところで、放送収入が落ち込んだ分の穴埋めは難しそうだ。
(高木光一)
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