芸能

父・木村拓哉の激似モノマネを公開したKoki,に降りかかる「キスシーン&私生活での大問題

 3月20日に公開された映画「女神降臨」。原作は韓国の同名ウェブトゥーン(スマホで縦に読むタイプのウェブコミック)で、韓国では既にドラマ化されている作品だ。これがこのたび、Koki,主演で映画化された。2部構成で、5月には後編も公開されるという。

 この宣伝のため、民放各局のバラエティー番組やワイドショーの数々にKoki,がゲスト出演しているのだが、その頻度の多さと番組側の過度とも思える持ち上げ方に既視感が…と思ったら、昨年末に「グランメゾン・パリ」が公開される前に、やはり過度なテレビ出演をこなす木村拓哉に抱いた「お腹いっぱい感」だった。

 キムタクの場合はなにも「グランメゾン・パリ」の宣伝に始まったことではない。以前から木村を異様にありがたがるメディアに対し、「なぜにそこまで?」と常々疑問に思っているわけだが、相も変わらず面白いトークをするでも、何かサービスをするでもないのに、周囲があそこまで露骨にもてはやすのは理解し難いものがある。

 そのキムタクを父に持つKoki,は、15歳の時からモデルとして活躍し、2022年公開の映画「牛首村」の主演で、女優デビューしている。

 3月20日の「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の「ゴチバトル」に、Koki,は「女神降臨」で共演する綱啓永と登場。「なにかモノマネはできるか」と振られると、

「顔だけなら。ちょっと父に似てるアングルがあるので」

 と言って髪を軽く乱すと、片側の頬を舌で押して軽く口を開け、カメラ目線でカッコをつける。出演者からは「似てる!」と大喝采を浴びていた。

 前々からKoki,は父親に似ているなとは思っていたので、「似てるアングル」をとるまでもないが、本人もそれをネタにするとは、恐れ入った。高級ブランドのアンバサダーなど、モデルとしてデビューした時は、親の七光りを利用して鼻もちならない小娘、と思っていたが、こうして父親の真似までするなど、サービス精神のあるいい娘じゃないか、と好感度はアップした。

 ただこれ、いろいろと問題もあるんじゃないだろうか。それこそキスシーン撮影などの時に、相手役の俳優が「わ、キムタクだ」と思ったらやりにくいだろうし、私生活でもいいムードになった途端に、その娘の父親の顔が浮かぶどころか、目の前にそっくりなのがいたら萎えてしまうんじゃないか、と。こうなったら、キムタクの女装姿を見てみたい。

(堀江南/テレビソムリエ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
開幕4番も…楽天・辰己涼介「不振で2軍落ち」実は「とんでもない怠慢プレー」があった
2
2軍調整中の巨人・田中将大「皐月賞3連複馬券」を的中させても「むしろ野球の必勝法を考えた方がいい」
3
病気治療「もちまる日記」休止に追い討ちをかける「ありえないサムネイル画像」問題
4
南原清隆が証明…もう似顔絵も名前表示もテレビ画面に映せなくなった松本人志の「絶望的未来」
5
120年周期で開花「ハチク」一斉枯死で騒然「大地震災害の前兆」凶事の歴史がコワすぎる