社会
Posted on 2025年03月09日 09:58

「スタフ交換」「腕木式信号機」鉄道遺産が今も残る「青森・津軽鉄道」は鉄ちゃんのパラダイス

2025年03月09日 09:58

 地方のローカル鉄道路線には、昭和のイメージを今も残しているものが少なくない。経済的な理由で古い車両を使っているため、まるで国鉄時代のような雰囲気を持っている路線もある。

 そんな地方ローカル路線の中でも、多くの鉄道遺産を残しているのが、青森県の津軽鉄道だ。

 津軽鉄道は津軽五所川原駅と津軽中里駅を結ぶ、路線距離20.7キロの短い路線。駅数は12しかないが、見どころがいっぱいなのである。

 金木駅では「タブレット交換」と「スタフ交換」が行われている。これは何か。鉄道ライターの解説を聞こう。

「タブレットとスタフは、簡単に言うと『通行証』です。特定の区間に複数の列車が入らないようにするシステムで、タブレットかスタフを持っていないと、先に進むことができません。かつては日本中で見ることができましたが、今は津軽鉄道など一部でしか見られなくなりました」

 もうひとつの鉄道遺産が「腕木式信号機」だ。腕木と呼ばれる板の角度で進行と停止を判断する信号機であり、これも日本各地で使われていたが、今も現役なのは津軽鉄道だけ。津軽五所川原駅と金木駅で見ることができる。

 そして津軽鉄道の名物といえば「ストーブ列車」(写真・後ろ2両がストーブ列車)だ。車内にだるまストーブを設置した列車が、12月1日から3月31日まで、毎日3往復している。

「これはノスタルジーを感じる列車ですね。ストーブはただ暖をとるだけでなく、スルメを焼くこともできます。雪景色を見ながら、あぶったスルメをつまみにワンカップ酒を飲むのは最高ですよ。こんな体験ができるのは、津軽鉄道しかありません」(前出・鉄道ライター)

 鉄道遺産を味わいに、津軽鉄道を訪れてみてはいかがだろうか。

(海野久泰)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年03月25日 07:00

    もう長いこと、毎週日曜日の視聴がルーティンになっていた2つの番組が、3月29日に揃って終了する。ひとつは1985年10月にスタートした「アッコにおまかせ!」(TBS系)。近年は和田アキ子の失言・暴言・妄言がたびたびSNSで炎上し、「早く終わ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年03月26日 06:45

    「過去20年間、予想してていちばん難しいですね、今年が。今までこんな難しいことは経験がないですね」これは今季の巨人の順位を予想するにあたり、野球解説者の江川卓氏が発した率直な言葉である。なにしろ投打において、不確定要素が多いのだ。YouTu...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年03月26日 11:15

    今季のプロ野球パ・リーグでは、就任5年目の日本ハム・新庄剛志監督が掲げる「ぶっちぎり優勝」に向けて、自信満々だ。開幕カードは敵地でのソフトバンク戦(3月27日・みすほペイペイドーム)。オープン戦では巨人が8年ぶり首位となったが、実は日本ハム...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク