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記事全文を読む→上毛電気鉄道が「交通系ICカード」導入で拭いきれない「なぜ今さら」感
群馬県前橋市と桐生市を結ぶ上毛電気鉄道が、交通系ICカードを使った決済機能を導入すると発表した。。今冬に利用を開始する。すでにICカードを使った決算機能を導入しているバスと、同じカードで乗り降りできるようになり、利便性が増す。利用者にとっては待望のICカード導入だ。
しかし、なぜいまさら導入するのか、疑問視する声は少なくない。鉄道ライターも首をかしげてこう話す。
「交通系ICカードを使った決済機能は専用の機器を導入する必要があり、多額の費用がかかります。そのため、地方のローカル線ではいまだに導入していないところが多いんです。熊本の路線バスと鉄道を運行する5社は、昨年末に交通系ICカードでの運賃決済を取りやめました。機器の更新に12億円かかるそうです」
上毛電鉄は毎年のように赤字を計上している地方ローカル鉄道で、今年1月には沿線自治体が廃止を協議した上で、なんとか存続が決まった。そんな赤字路線が、多額の費用を出して導入するメリットはあるのか。
「上毛電鉄の利用者は学生がほとんどで、みな定期券を使っています。料金の支払いが発生することはあまりなく、運転手が検札する現状のワンマン方式でも問題はありません。それに最近は、コストが安いQRコード決済の導入例も増えています。こちらを使った方がいいのではないでしょうか」(前出・鉄道ライター)
上毛電鉄と同じく、今年1月に存続問題が検討された上信電鉄とわたらせ渓谷鐵道は導入するのか。今後を見守りたい。
(海野久泰)
アサ芸チョイス
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