政治
Posted on 2025年04月18日 09:58

参院選「東京選挙区」でトラブル発覚!「バカ暴言女」を却下して「2回落選者と最下位当選者」の人選センス

2025年04月18日 09:58

 今夏の参院選東京選挙区(改選数6)をめぐり、自民党内では松山政司参院幹事長に対し、疑念の声が出ている。松山氏は東京都連が擁立に向けて動いていたNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏について、

「自民党政権、わが党の批判を繰り返してきた方と聞いている。こういう方が上がってきているのを、疑問に感じている」

 と批判した。なにしろ渡部氏はかつてSNSに、次のような投稿をし、自民党批判を繰り返したからだ。

〈「バカに権力を与えるとどうなるか」という見本が今の安倍政権〉

 自民党参院内からも渡部氏の擁立に反対する意見が相次いでおり、参院ナンバー2の松山氏が党内の意見を踏まえて発言するのはもっともに聞こえる。結局、党内からの猛反発を受けて、渡部氏は最終選考で選ばれなかった。

 問題は渡部氏の代わりの候補者だ。都連関係者によれば、大沼瑞穂元参院議員が有力視されているといい、

「なんてことはない、大沼さんと松山さんは、岸田文雄前首相が率いた旧岸田派に所属していましたから。松山さんは大沼さんが選ばれるように、渡部さんを批判したのではないか」

 大沼氏は参院山形選挙区から立候補して1回当選したものの、2019年の参院選では敗れた。昨年の衆院選で比例中国ブロックから立候補したが、これも落選している。先の都連関係者は、

「これまで何度も負けている人を選ぼうとするセンスが信じられない。もうひとりの武見敬三参院議員会長も過去2回が最下位当選で、なぜまた擁立するのか。過去の言動を反省している渡部さんの方が、まだましだ」

 そうボヤくのだった。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク