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記事全文を読む→エコノミスト・門倉貴史「オヤジの裏テク錬金手帳」~世界経済の先行きが不透明な今は「砂金採り」の副業で一攫千“金”を!~
金(ゴールド)が投資対象として再注目されている。
08年9月のリーマン・ショック直後には「世界経済が大変なことになる!」との不安から、究極の安全資産である金を購入する投資家が急増、金の国際価格が高騰した。
世界経済の回復に伴い金価格は下がったが、最近再上昇している。背景には、世界経済の先行きに対する不透明感の強まりがある。
例えばイスラム過激派による「イスラム国」によって、中東情勢は不安定になっている。またウクライナ情勢は停戦合意をしたものの、その行方は不透明なままだ。さらにはEUで、加盟国であるギリシャの債務危機が再燃している。
世界経済の先行き不透明感が強まる中、「有事の金」ということで金が買われて、価格が上がっているのだ。日本ではこれまでの「アベノミクス」効果によって円安が進んでいる。通常、金の価格はドル建てなので、円安が進む中で金を輸入すると、円に換算した金価格が上がる。恐らく、20年の東京オリンピック開催までは円に換算した金価格は緩やかに上昇していくのではないか。
こうした理由から、手元にある余裕資金を増やしたいオヤジには金投資をオススメする。
だが、読者の中には「毎月の少ない小遣いで、金に投資している余裕があるはずないだろ!」というオヤジもいることだろう。突き放すようで恐縮だが、そんな切羽詰まったオヤジには、自力で何とか金を探し当ててほしい。
現実的な方法として、砂の中から砂金を見つける「砂金採り」の副業を紹介しよう。
「砂金採り」には独特の方法がある。金は砂よりも重いという性質があるので、まず、川底に堆積している砂を「パンニング皿」と呼ばれるプラスチック製の専用の皿ですくう。そして「パンニング皿」を揺すって砂金を底に沈ませ、浮いた砂をふるい分けていく。いきなり自然の川に出かけていくのは無謀なので、初心者は家族向けの「砂金採り」の体験施設に行って、そこでコツを覚えるといい。
現在、日本に砂金採りを体験できる施設が10カ所ほどある。例えば、山梨県身延町にある「甲斐黄金村湯之奥金山博物館」。この施設は1回30分で「砂金採り」が体験できる。料金は大人で600円だ。採れた砂金はそのまま家に持ち帰ることが可能だ。
さて、30分でどれだけ採れるか──初心者だと5~10粒、うまい人だと20~30粒ぐらいだという。
15年2月20日時点の金1グラム当たりの買い取り価格は4961円。1粒は約0.02グラムなので、その値段は99.2円。30分の制限時間内に10粒採れば992円ほどで業者に買い取ってもらえる。一方、600円の費用がかかるから、差し引くと手元に残るのは30分で392円。1時間では2倍の784円となる。
つまり10粒程度では高校生や主婦のアルバイトより低い時給になってしまうので、最大限の集中力を発揮して最低でも30分で20粒はゲットしたいところ。20粒をゲットすれば、時給換算で2768円にもなる。
熟練度が高まったら、自然の川に出かけて砂金採りに挑戦してみよう!
最後に自然の川で砂金採りをする場合のいくつかの注意点を。国立公園など採集禁止区域ではやらないこと、また川の増水に気をつけること、狩猟者に間違って撃たれないようにすることなどだ。
◆プロフィール 門倉貴史(かどくら・たかし) 71年生まれ。95年慶應大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンク入社以来、エコノミスト畑を歩む。現在、BRICs経済研究所代表。専門は先進・新興国経済、地下経済、労働経済学、行動経済学と多岐にわたる。
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