テリー あと、熊田がエラいのはさ、映画にも出てるんだね。5月23日公開の「オールドカー てんとう虫のプロポーズ」。
熊田 はい。哀川翔さん主演の映画に、ほんのちょっと出させていただきました。泉ピン子さんが営む中華料理屋さんの同僚役っていう感じで、ほんとにセリフも一言二言しかないんですけど、オールドカーを通して、家族の形が変わっていくというか、新たな絆に気づくっていう物語です。
テリー もう完成した作品は見た?
熊田 見ました。大きいスクリーンで自分を見ることがなかったので、すごくうれしかったですね。いつもと違うジャンルだし、ほんとにベテランの皆さんにいろいろ教えていただいて。
テリー (物語の舞台の)鹿児島まで撮影に行ったの?
熊田 行ってきました。桜島とかすごく景色もよくて、路面電車とかも協力してくださって、オールドカーと並走してるシーンとかもあるので。すごく画えがきれいでしたね。
テリー じゃあ、ぜひそれを見てくださいということで。DVDのほうはどうしようか。今77本目だろう。150本は行けるな。
熊田 150本ですか。100本は目指してますけど。
テリー そのぐらい余裕だよ。
熊田 でも、年間に出せる本数って決まってるんですよ。MAX4本です。
テリー あ、そうなの? でも俺、熊田は60歳まで行けると思ってるんだよ。今42だろう。18年あるから、あと72本は出せるじゃない。
熊田 でも、60歳までは難しいですよ。1年で4本っていうのもMAXで、普通は出せないんです。年間2、3本がいいところで。
テリー じゃあ、あと50本で120だな。それだったら行けるでしょう。
熊田 そんな簡単に(笑)。でも、キリのいいところで100は行きたいですね。
テリー そう言えば今回のDVD見て思ったんだけどさ、今までってここの部分(Iライン)は見せないって言ってたよね。今回かなり見せてるじゃない。
熊田 3年半前からポールダンスを始めて、ポールダンスって動きの間でIラインが見えちゃうんですよね。で、それを見た会社の方も「あれ、熊田はIライン見せないって言ったのにポールダンスでガンガン見せてるな」ってなって。だんだん私も境界線がわからなくなっちゃって。若干緩くなってきてます(笑)。
テリー ということは、これからもっと緩くなるの?
熊田 なるかもしれないですね。でも、衣装の面積は今までと変えずに、着るものはきちんと着てっていう感じにはしようと思ってます。
テリー ポールダンスは当然これからも続けていくわけでしょう? 例えばディナーショーで踊ったりは?
熊田 ディナーショーですか。握力に限界があるんですよね。誰かトークの相手をしてくれれば。
テリー そうか。手とかシビれてきちゃうもんな。
熊田 そうなんですよ。自分の体を支えなきゃいけないので。
テリー 例えば3分の曲だと何回ぐらいできる?
熊田 2回ですかね。だからショーの最初と最後で6分ぐらい。合間にお話ししたりしないと。
テリー 歌は?
熊田 歌は昔、調子に乗って出したことがあるんですけど、そのレコード会社が潰れたんですよ。私が潰したみたいなもんなんですけど。「熊田でイケるだろう」と思ったらイケなかった(笑)。
テリー でも歌えるなら何か歌えばいいよ。
熊田 また無責任な(笑)。
テリー 昭和歌謡のカバーとかは?
熊田 ああ、そういう感じならいいかも。でも、テリーさんが演出する舞台とかあったらポールで踊りたいです。何かあったら声かけてください。
テリーからひと言
バキバキの腹筋を評価されるのもいいけど、やっぱりヌルヌル感は欲しいなぁ。弱さ、モロさ、だらしなさ。それが加わればもっと色っぽくなるよ。
ゲスト:熊田曜子(くまだ・ようこ)1982年、岐阜県生まれ。2001年、芸能界デビュー。数多くの雑誌に登場し、“グラビア黄金時代”といわれた00年前半を代表するグラビアアイドルに。バラエティーを中心にテレビでも活躍。現在「トラック王国の『Boo! Boo! Boo!』」(ラジオ日本)レギュラー出演中。40作目の写真集「Spinning」(双葉社)、77作目となるDVD「Aphrodite」(スパイスビジュアル)発売中。5月23日より哀川翔主演映画「オールドカー てんとう虫のプロポーズ」公開中。