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記事全文を読む→〈7.20参院選スペシャル〉髙橋洋一×須田慎一郎がメッタ斬り「自民党&財務省政権」にダマされるな!(3)財務省が目論む 消費税15%!?
国民の生活は少しでも上向くのか。そこに主眼が置かれていると言ってもいい参議院選挙だが、そんな思いとは逆の、悪夢のような未来が進行しているという。それは、国会で争点となった年金制度改革に関連した新たなる“増税画策”だ。
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髙橋 そもそも立憲民主党もどこまで年金制度改革に本気で取り組んでいるかわかったもんじゃない。参議院での論戦は6月5日からわずか10日余りで法案が通過するほどで、これだけ重要な法案をコメ騒動のドサクサで通過させています。あまりにも拙速だから参院選後に「超党派で話し合いましょう」という声が与野党を問わず出てくるでしょう。その財源として消費増税の議論も浮上して、社会保障目的税というお題目により消費税は15%になる。これが、次回2029年の財政検証までに予想される日本の未来です。
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この驚くべき財務省の本音を受け、本著の出版を記念して行われたユーチューブ番組「真相深入り! 虎ノ門ニュース」の「参院選SP対談」(7月5日配信)で須田氏は、
「年金改革法案の延長線上で消費税増税が目論まれている。立憲民主党、自民党、財務省のトライアングルで消費税減税どころか、消費税増税へ誘導しようとしているのではないか」
と警鐘を鳴らす。それに対して髙橋氏は、
「危険だよ。本来、社会保障は保険(の枠内)でやる。保険でやる以上、保険料をキチンと取るというのは大前提なんだけど、それを絶対にやらないんだよね。(本来なら)歳入庁(設立)という形で効率的にやる。世界はどこでもそう。財務省は歳入庁が嫌だからそういう話になって、社会保障の財源が何かというと、消費税にいってしまう。社会保障の財源として消費税なんて言っている国は他にはない。本当にまやかしの極致だよ」
と、言い切った。
この歳入庁設立と、それに断固として反対する財務省の実情は前掲の書でも解説されているが、国民の注目はやはり参議院選挙の行方だろう。同番組内で髙橋氏は「(参議院選挙後に)衆議院選挙も近い。その際に“垢”を落とす。馬鹿な権力者は落とさなきゃダメ」と断言し、その見極め方として「自民党の候補者で、公約そのまんましゃべるヤツはダメだよ。(自民党は)ダメな公約を言ってるんだから」と解説。
須田氏も「(党内の制限がある中で)積極財政派には微妙な違いがある」ので、そこについての見極めの大切さを述べていた。
そして注目される参議院選挙の議席予想について、髙橋氏は公示前の分析と断ったうえで、自公与党は「46〜53」と予測。一方の須田氏も「(自公で)比例も併せて50割れもありえる」とした。
さらに須田氏は7月10日配信の同番組で、大阪選挙区(定数4)の状況について、公明、維新、参政の3候補が僅差ではあるがトップグループを形成していると述べ、大阪選挙区で自民が取りこぼす可能性も出てきたと指摘している。
まさに流転する日本社会。新聞やテレビなどが報じない深層に鋭く切り込んだ両雄の対話は必読だ。
髙橋洋一/嘉悦大学教授、博士(政策研究)数量政策学者。80年に大蔵省(現・財務省)入省。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。
須田慎一郎/ジャーナリスト。07年から12年まで、内閣府、多重債務者対策本部有識者会議委員を務める。テレビやラジオの他、ユーチューブ「真相深入り! 虎ノ門ニュース」など多方面で活躍中。
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