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記事全文を読む→DeNA藤浪晋太郎「背番号27」の「元祖エース」大洋ホエールズ・平松政次に「カミソリシュート」を教えた「正体不明の人物」
藤浪晋太郎が日本球界に復帰し、DeNAに入団した。契約期間はシーズン終了までで、背番号はDeNAの前身である大洋ホエールズのレジェンド投手・平松政次が背負っていた「27」を付けるという。
球界では「エースナンバーは18」といわれるが、DeNAに関しては「27」がエースに与えられる番号といっていい。
それだけ平松の球歴はすごいのだ。代名詞の「カミソリシュート」を武器に、長嶋茂雄、王貞治にも真っ向勝負を挑み、通算成績は201勝196敗16セーブ。野球殿堂入りも果たしている。
この平松に「カミソリシュート」を伝授した人物を知っているだろうか。なんと「正体不明の謎の人物」だといわれているのだ。
昔を知る元マスコミ関係者は、
「以前、本人から聞かされたことがあるのですが…」
と言うのだが、それは次のようなものだった。
岡山東商業高校時代の平松は1965年の第1回ドラフト会議で、憧れの巨人からの指名を待っていた。ところが、上位では巨人から声がかからず、中日が4位で指名したため、日本石油に入社。次のチャンスを待っていた。
そんなある日、日石カルテックス(野球部)のラフな格好をした人物が近づいてきて、「シュートの投げ方を教えてやるよ」
と口頭で説明を始めたという。のちに分かったことだが、この人物は慶應大学出身の日本石油OBだったらしい。それ以上のことは不明である。
真面目な性格の平松はその知識を元に、秘かにシュートを練習していたが、プロに入ってから試したことはなかった。
転機が訪れたのは大洋入団3年目。前出の元マスコミ関係者が語る。
「当時の主軸だった近藤和彦、近藤昭仁を相手に投げていたら『もっと他のボールはないのか』と注文が入った。そこで『ありますよ』と言ってシュートを投げたらしい。そのあまりの切れ味、曲がり具合に、2人はビックリした。それがきっかけで、試合でも投げるようになったと聞いている」
まさに何が起こるか分からないのだ。DeNAでプレーする藤浪にも、コントロールがよくなる方法を伝授してくれる「正体不明の謎の人物」がいないとも限らない。
(阿部勝彦)
アサ芸チョイス
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