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記事全文を読む→睡眠研究の世界的権威が明かした「トップ高校の生徒」「利益率の高い企業の従業員」はよく眠っている
「睡眠時間の確保」と「学習能力の向上」「労働生産性」は比例するようである。
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の機構長、柳沢正史氏は、睡眠研究の世界的権威だ。フリーアナ・古舘伊知郎のYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」で、実に興味深い話をしている。
夜、日本のリビングは海外に比べて明るく、
「睡眠学的に悪でしかない」
光の覚醒作用が起こり、夜の光は体内時計を遅らせる作用があるからだ。すなわち深部体温を下げ、夜の睡眠に適した状態に整えるメラトニンというホルモンが、光によって抑制される。
まして日本の中高生は塾に通い、帰宅するのは夜10時過ぎになることも。柳沢氏の睡眠研究所を訪れた高校生数十名に睡眠時間のアンケートをとったところ、
「6時間以下が完全に過半数。5時間以下もヘタすると過半数。ところが日本のトップといわれる高校の子が2校(灘高校、筑波大付属駒場高校)、たまたま続けて来たんですよ。彼らはよく寝てるんですよ。過半数の子が7時間以上、ヘタすると8時間ぐらい眠っている」
柳沢氏は以前も古舘の動画チャンネルで、とある調査結果を紹介していた。
「日本の企業を700社か800社集めて、従業員の睡眠時間の平均値でグループ分けすると、従業員がよく眠っている企業ほど業績がいい、利益率が高い。さらに1、2年後のフォローアップ調査をして、2年後はその差がさらに開くんですよ。本当に眠ってない企業は、悪循環に陥っています」
OECD(経済協力開発機構)が、日本を含む33カ国の平均睡眠時間を報告(2021年版)したところによれば、トップ3は南アフリカ(553時間)、中国(542時間)、エストニア(530時間)。ワースト3はスウェーデン(483時間)、韓国(471時間)、そして日本(442時間)の順だった。
慢性的な睡眠不足を抱える日本の経済的発展は、まず睡眠時間を見直すことから始まるのではないか。
(所ひで/ユーチューブライター)
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