スポーツ
Posted on 2025年07月22日 06:30

藤浪晋太郎「実況パワフルプロ野球」最新データが急変!スピードも制球も先発適性も「超現実的」になった

2025年07月22日 06:30

 3年ぶりに日本球界へ帰還した藤浪晋太郎は、参院選が行われた7月20日に神奈川県横須賀市の2軍練習施設「DOCK」で、2軍全体練習に合流。捕手を立たせたブルペン投球では、変化球を交えながら約20球。
「日米でボールの違いもあるし、変化球は曲がらないなと感じた。コンディションは悪くない」

 藤浪の動きは、実はゲームファンの間で話題になっている。人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」の最新データでは、阪神時代の「全盛期」と比べ、球速が158キロから165キロへと大きく引き上げられた。

 かつての速球派イメージを強調する一方で、スタミナは「A88」から「C62」へと大幅に落ち込んでいる。さらに、これまで備わっていた「先発」適性は外され、中継ぎ向けの赤特「スロースターター」が追加されるなど、長いイニングを託すのが難しい設定になっている。

 こうしたゲーム内のパラメーター調整は、現実の藤浪が抱える課題を見事にあぶり出している。耐久性を示す「ケガしにくさ」はDからからBへと改善されたが、制球の不安を示す「乱調」「四球」「抜け球」といった赤特が増えた点は、実際にブルペンで最速165キロを計測しながらも、制球に苦しんでいる現状を反映している。

 元巨人の高橋由伸氏は、7月20日の「Going! Sports&News」(日本テレビ系)で、藤浪に言及。
「ボールに力があるので、ストライクさえ入れば通用する」
 この言葉は「パワプロ」で強調された165キロの速球と制球の重要性を端的に示しており、速球の威力を最大限に生かすには「制球安定」が不可欠という事実を如実に表している。

 プロ野球は7月23日、24日のオールスターゲームを経て、いよいよ後半戦へと入る。
「まずは体調管理を最優先に、実戦登板で結果を示したい」
 藤浪はそう語るが、ゲーム内で描かれた「理想の藤浪」と、これからマウンドで見せる「リアル藤浪」とのギャップこそが、後半戦最大の見どころとなるだろう。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク