社会
Posted on 2025年07月26日 08:15

不燃ゴミに出すのは厳禁!JR山手線車内で発火パニック「モバイルバッテリー」の正しい処分法

2025年07月26日 08:15

 まさに真夏の悪夢だ。新宿~新大久保間を走行中のJR山手線車内で、30代女性がスマートフォンを充電していたところ、モバイルバッテリーから出火。一部の乗客が非常ドアコックから車外に逃げ出したほか、車両に乗り合わせた20代から50代の男女4人が、逃げる際に転倒して負傷した。モバイルバッテリーの持ち主も、右手に熱傷を負った。

 この7月20日の発火パニックの影響で山手線、埼京線、湘南新宿ラインなど都心を走るJR各線が一時、運転を見合わせ、利用客約10万人に影響が出た。日本の安全神話や科学技術神話が、音を立てて崩れていくようだ。

 モバイルバッテリー「cheero」(チーロ)ブランドを展開するティ・アール・エイ社(大阪市)は7月24日、X公式アカウントで次のように公表した。
〈本日14時30分頃、新宿消防署にて当該バッテリーの現物を確認した結果、弊社製モバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」であることを確認いたしました〉

 当該モデルは2019年12月から2021年8月に、合計3万9300台を販売。これまでに16件の発火事故が起きており、2023年6月からリコールが行われていた。同社は当該モデルの商品回収を呼びかけており、同社のウェブフォームに申し込むと、回収キットが送られてくる。

 充電したら発火するバッテリーはもちろんヤバイのだが、使わなくなったモバイルバッテリーはどう処分すればいいのか。

 まず、不燃ゴミに出すのは厳禁。発火を防ぐため、端子部分をテープなどで覆った上で家電量販店などの回収ボックスを利用するか、都内だと区清掃事務所の窓口に持って行く。破損、膨張したバッテリーでも回収してもらえる(各自治体の清掃事務所に事前確認が必要)。

 楽天でもモバイルバッテリー回収キットが販売されている。中国製のアンカー(ANKER)、日本製のエレコム(ELECOM)、バッファロー(BUFFALO)など、リコール製品以外のチーロ(cheero)製品も、このキットで引き取り可能だ。アンカーやエレコムでは、自社製品の回収サービスも行っている。モバイルバッテリーを購入する際は、使い終わってから回収可能なメーカーを選ぼう。

 捨てるに捨てられず、自宅に置きっぱなしのモバイルバッテリーが猛暑で破損⇒発火…なんて想像もしたくない。

(那須優子)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年04月25日 08:30

    ある50代の男性は、自分のスマホから見知らぬ番号へ何十件もSMSが送られていたことに、翌月の明細を見るまで気付かなかった。画面はなんら変わっていない。LINEも電話も普通に使えていた。それなのに、スマホは他人の「道具」として使われていたのだ...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年04月24日 07:00

    本サイトは4月21日に〈「4.20北海道・東北地震」今回の後発地震注意情報は「かなりヤバイ」!「震度7」「30メートル大津波」で死者20万人の「割れ残り固着域」〉と題する記事を公開し、次のように警鐘を鳴らした。4月20日夕刻に発生したM(マ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年04月24日 11:30

    まさに「泣きっ面に蜂」である。ほかでもない、「後発地震」と「山林火災」と「クマ出没」という、未曽有の「三重苦」に見舞われている岩手県大槌町の被害実態だ。町民の心胆を寒からしめているコトの次第を、時系列に沿って追ってみると…。三陸のリアス式海...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク