スポーツ
Posted on 2025年07月25日 07:15

長嶋茂雄が「最も苦手にした投手」大洋ホエールズ・平松政次が明かす初対戦「本当に足が浮きましたよ」

2025年07月25日 07:15

「ミスタープロ野球」長嶋茂雄氏が最も苦手としていたことで知られるのは、大洋ホエールズの名球会投手、平松政次氏だ。

 平松氏は1966年、ドラフト2位で大洋(現・DeNA)入り。右打者の胸元を鋭く抉るカミソリシュートを武器に、通算201勝を積み上げた。「V9」の黄金期を築いた巨人からは51勝を挙げており、「巨人キラー」と呼ばれた。
 憧れだったミスターとの初対戦を、平松氏は野球解説者・高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル「よしひこチャンネル」で、次のように振り返っている。

「自分の体が宙に浮いてるみたいです。憧れの人で、ずっと、うわーって思って、長嶋さんがネクストバッターズサークルに…。打席に来られた時に、本当に足が浮きましたよ。アガるというかね。そりゃ、どこにボールを投げるのか、どうやって投げるかって、わからないぐらい」

 長嶋氏が100打席以上対戦した投手との通算成績を振り返ると、平松氏は181打数35安打、8本塁打、26打点。打率1割9分3厘は、外木場義郎(広島)の2割4分6厘、星野仙一(中日)の2割3分4厘を上回る。巨人から挙げた勝利数は、金田正一(国鉄)の65勝に次ぐ2位の記録だ。

 ローテーションを崩してでも巨人戦に回される機会が多かった平松氏。巨人戦以外にもっと登板していたら、通算勝利数はもっと多かったのではないか。この疑問に、平松氏は感慨深く目を細めた。
「いや~、そんなことはない。やっぱり巨人でよかったと思いますよ」

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク