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記事全文を読む→「サザエさん」に藤原紀香が本人役で登場したら波平やマスオやサザエの「持ち上げっぷり」があまりに露骨でビックリ!
開催前には反対の声が多く、会場の暑さ対策などが疑問視され、どうなることかと思われた「大阪万博2025」。が、蓋を開けてみれば、多くの来場者で賑わい、連日盛り上がりを見せ、特に夏休みに入ってからは大盛況のようだ。8月13日には、会場への唯一のアクセス手段である大阪メトロ中央線が停電によって運転見合わせとなり、3万人が会場で一夜を明かすという事態が起きたが、8月20日時点で一般来場者数が1500万人を突破したとのこと。
そんな大阪万博に、あの日本一有名なファミリーが訪れた。
8月24日の「サザエさん」(フジテレビ系)は「祝!万博開催スペシャル」と題し、1本目は1970年6月14日に放送された「サザエ万博に行く」を、2本目には新作の「サザエ再び万博に行く」を放送した。
まずは1本目から。昔の「サザエさん」を見るとお約束のように驚かされるのだが、今では「良い子」の代名詞のようなタラちゃんが、この頃はカツオもビックリのわんぱく坊主として描かれている。パビリオンで家族全員分の席を確保しようとパンフレットを投げ置いたタラちゃんが、サザエとマスオから叱られ、ギャン泣きするなんてシーンは、現在では決して拝めない。サザエの口紅がハート型になっているのも仰天だった。
しかし、そんな1本目とは違った意味で驚かされたのが、2本目だ。これに日本館の名誉館長として本人役で登場したのが、藤原紀香(声も紀香が担当)だったのだ。紀香は舞台版「サザエさん」でサザエを演じているから、その辺の兼ね合いもあっての演出なのだけど、驚くのがその忖度の露骨ぶりで…。
紀香を目の前にした波平、マスオ、カツオらが、その美しさにポーッと見とれていたり、サザエが「その美貌を保つためには、どんな美容法をなさっているんですか」と聞いたり。そのうち紀香に「これが美容にええねんよ」と水素水だか酸素水を売り付けられやしないかと、ヒヤヒヤした。
さらにCMを挟んでの後半には、夫の片岡愛之助も登場。2023年の「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」以来となる、夫婦役での共演だった(今回は本人役だから当たり前だが)。フードコートでサザエさん一家と食事する紀香と愛之助は浪花の夫婦漫才よろしく、大阪弁での掛け合いを見せたのだが、アテレコが微妙で、見ているこちらが気恥ずかしくなった。
それにしても、だ。中居正広の騒動以降、「フジテレビ唯一の良心」とまで言われる「サザエさん」なのに、今回は万博と紀香への忖度が目に余り、視聴後の心境ははなんとも複雑だった。
(堀江南/テレビソムリエ)
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