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記事全文を読む→DH制導入で広島・床田寛樹の打撃がもったいない!「通算50安打達成」OBも舌を巻く狙い撃ち技術
セ・リーグにDH制が導入されれば、もう二度と見られなくなるかもしれないロマンがある。広島カープのエース・床田寛樹が8月26日の巨人戦で7回に右前打を放ち、プロ9年目にして通算50安打を達成したのだ。相手は巨人の戸郷翔征、決め球の外角フォークを見事に捉えた一打。投げても無四球完投、打っても節目の一本を刻む姿に、スタンドは大きく沸いた。
床田はかねてから「バッティングはめちゃくちゃ好き」と公言してきた。昨年のオールスター第1戦では代打で登場し、右前打を記録。投手が代打で安打を放ったのは1968年の金田正一以来、史上3人目という快挙であった。投手が打席に立つ機会が減る時代にあって、打撃で存在感を示す床田の姿は、多くのファンの心をつかんでいる。
今季はここまで11安打を放ち、セ・リーグ投手の中でダントツのトップ。打率2割2分9厘は投手部門で3位につけ、打者顔負けの成績を残している。解説を務めたカープOBの天谷宗一郎氏も「狙い澄まして対応している」と舌を巻いていた。投げても打っても存在感を放つ左腕に、スタンドからは自然と大きな拍手が送られた。
節目の一本は、ファンの間で意外な比較を呼んだ。打撃コーチの朝山東洋は現役時代の通算安打が49。そのため「野手が学ぶべきはむしろ床田のバッティングでは」と冗談交じりの声も聞かれるほどだ。
ただ、2027年からセ・リーグにもDH制が導入される予定で、投手が打席に立つ時間は限られている。その一振り一振りが貴重な瞬間となるだけに、ファンの期待はますます高まっている。
(ケン高田)
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