スポーツ
Posted on 2015年03月31日 09:56

ヤンキースGM特別顧問に就任した松井秀喜に原監督が負け惜しみ(2)松井の心は巨人にあらず

2015年03月31日 09:56

20150402l

 どこか“負け惜しみ”に聞こえなくもないが‥‥。読売グループ関係者は次のように補足する。

「そもそも原さんは昔からの“ゴジラ嫌い”。第一次政権時の02年オフ、当時チームの主砲だった松井に土下座せんばかりの勢いで残留要請をしながらもFA宣言されてヤンキースへ移籍されたことをいまだ根に持っていますからね。その一方で、松井が帰国した際に何度か開かれた会食の席で原さんが『ゴジ、やってくれないか』と口にしていたのは、ナベツネさんや他の幹部たちが松井をあまりにプッシュするものだから、しかたなく動いていたんですよ。でも、なかなか松井はクビを縦に振ろうとはしなかった。イライラの爆発寸前に松井がヤンキースをチョイスしたのだから、原さんとしてはとんだ赤っ恥をかかされたわけです」

 松井氏が宮崎キャンプの視察に訪れた際も原監督はほとんど口をきかなかったという。

「松井は中畑監督からのしつこすぎる要請を受けてDeNAのキャンプ視察を決意しましたが、カドが立たないようにするため巨人にも顔を出した。“ついでに”来たことに原さんは大層ご立腹だったようです。チーム内で原さんは側近に『ゴジは(巨人の監督に)適任じゃないよ』と本音を漏らしているほどだといいます」(別の球団関係者)

 原監督と松井氏とのミゾは相当に深まっていると見て間違いないだろう。 一方の松井氏も“心は巨人にあらず”のようである。それが証拠に今年の宮崎キャンプで巨人チーム関係者の一人は松井氏から、

「次期監督はヨシノブでいいでしょう」

 と発せられた言葉をしっかりと耳にしていたという。同関係者は、

「今考えれば、もうこの時点で松井はヤンキースのオファーを受けるつもりでいたのだろう。あれはもう紛れもない本音」

 と振り返った。

 偶然にして開幕直前のチーム状況は芳しくないが、原監督には松井氏の力を借りようなどとは金輪際、考えもしないのだろう。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク