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記事全文を読む→「日産スタジアム」は残っても…横浜F・マリノス「J2降格⇒身売り」悪夢のシナリオ
サッカーJ1横浜F・マリノスが、J2降格の危機に直面している。クラブにとって最悪のシナリオは、今季の降格決定とともに来年2月で満了を迎える「日産スタジアム」(横浜市港北区)の命名権契約の終了、さらにクラブ売却の可能性が現実味を帯びていることだ。
「マリノスから日産が完全撤退する流れになっている」と語るのは古参のサッカー記者だ。スタジアムのネーミングライツに関しては、すでに複数の企業が名乗りを上げており、中には「クラブ買収よりも命名権だけが欲しい」という企業もあるという。
日産はスタジアムの所有者である横浜市に対し、7月までに契約更新の意思を示す必要があったが、経営不振から通達は大幅に遅れていた。最終的に日産は横浜市へ「1年契約」の更新意思を伝達。横浜市と日産のネーミングライツ契約は2005年から続いており、前回の更新(2021年5月)は5年6億円だった。ただし経営不振の影響で、実際には毎年1億?1億5000万円を分割で支払ってきたとされる。
一方で、マリノス売却の可能性は日に日に高まっている。これまでクラブ運営で提携関係を築いていたシティ・フットボール・グループ(CFG)の公式サイトから「日産」の文字が突如消えたのだ。Jリーグ関係者によれば「契約自体はまだ残っているが、アライアンス(業務提携・経営戦略同盟)の欄からはNISSANの名前が消えている」という。
日産はこれまで親会社として、年間10億円以上をマリノスにスポンサードしてきた。それでも「日産スタジアム」の名称だけは残したい意向が強く、今回の契約金を数千万円規模にまで引き下げる交渉をしている模様だ。だがクラブ売却の動きは水面下で着実に進んでおり、マリノスを巡る経営環境は大きな転換点を迎えている。
(小田龍司)
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