スポーツ
Posted on 2025年08月04日 12:00

横浜F・マリノス“J1残留シナリオ”とは?猛補強と残り対戦相手から徹底予測

2025年08月04日 12:00

 クラブ史上初のJ2降格を阻止すべく、名門・横浜F・マリノスがこの夏、攻めの補強に打って出た。

 7月20日、名古屋グランパスに3-0で快勝し、実に3カ月ぶりに最下位を脱出。順位もアルビレックス新潟、横浜FCを上回る18位まで上昇し、J1残留圏の17位・湘南ベルマーレに勝ち点3差まで迫った。チームはこの夏の中断期間を利用し、積極的な戦力補強を敢行している。

 まず、2年連続得点王だったアンデルソン・ロペスを放出した代わりに、イスラエル代表FWディーン・デイビッドを獲得。加えて、ポルトガル2部からブラジル人サイドアタッカー、ユーリ・アラウージョ、さらには昨季J2得点ランキング2位で今季も8得点を挙げているFW谷村海那をいわきFCから迎え入れた。そして、過去にマリノスでプレーし日本代表にも選ばれたDF角田涼太朗(カーディフ・シティFC)の加入も間近と報じられている。

 特に谷村は名古屋戦に先発出場し、得点で結果を残している。ただ一方、外国籍選手のフィット具合は未知数であり、Jリーグ特有のスタイルに馴染めるかが鍵となる。角田についても、オフから合流した形であり、コンディションや試合勘の面で不透明な要素が残る。

 それでも、DFジェイソン・キニョーネスとボランチのジャン・クルードの戦列復帰は大きなプラス材料であり、補強組が機能すれば、残留への望みは十分にある。

 ただし、他の残留争いチームも黙ってはいない。最下位の新潟は、主力流出をカバーするために、スウェーデン生まれでフィジカルに優れるFWアブデルラフマン・ブーダ・サイディ、ブラジル人FWマテウス・モラエスを補強し、反撃の構えを見せている。

 19位の横浜FCは、Jリーグ経験豊富なGKヤクブ・スウォビィク(元仙台・FC東京)に加え、決定力を持つFWアダイウトンも獲得。どちらも即戦力として計算できる存在だ。

 18位の湘南ベルマーレは主力3名が欧州へ移籍し、戦力面では厳しい状況だが、毎年残留争いに慣れており、粘り強さが武器となる。今後の補強次第では侮れない存在である。

 マリノスはこの4チームの中で最も積極的な補強を行ったが、残念ながら直接対決はすでに消化済み。残された対戦相手は、ヴィッセル神戸、鹿島アントラーズ、柏レイソル、京都サンガ、サンフレッチェ広島といった上位陣ばかり。タフな日程が残る。

 まずは、8月9日に予定されている16位・東京ヴェルディとの一戦が重要な天王山だ。勝てば残留圏突入、敗れれば再び最下位転落の可能性もある。

 首位争いと同様、J1残留をかけたサバイバルも、見逃せないクライマックスを迎えている。

(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年06月13日 15:00

    夏といえばそうめんと冷やし中華だが、中華料理チェーン「熱烈中華食堂日高屋」は6月12日から、夏季限定の新メニューを売り出した。「冷し担担麺」(750円)である。社内試食の段階でも人気が高かったという、冷たくて辛い、まさにこれからの季節にピッ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年06月15日 20:30

    女性タレントや女優を褒める際に「等身大」「サバサバしている」などという表現がよく使われる。「自分を飾ることがなく、細かいことにこだわらない」ことが同性に愛される大きな要素ということなのだろうが、私にはこれらの言葉がポジティブなこととして捉え...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月18日 20:00

    タレントのボビー・オロゴンこと近田ボビー容疑者が6月14日、知人女性に対する不同意性交の疑いで千葉県警に逮捕されたが、芸能記者はこんなことを言うのだ。「ボビー容疑者は自身の知名度を悪用しいろいろやらかしているが、表に出ているのは氷山の一角。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク